[Peaks Coaching Group Japan] 「サイクリストが今すぐやるべき筋力トレーニング」開催のお知らせ

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筋トレセミナー開催のお知らせです
来る10月10日(水)の夜、ストレングス&コンディショニングに関するセミナーを開催します。

「筋力をつけるだけだと意味がない」
「筋肉量を増やし過ぎると弊害がある」
などの意見を耳にすることもあります。
確かに一理あります。

しかしながら
「筋力が必要ない」なんてことは
アスリートにとってありえません。

自転車は基本的に痩せる運動
筋肉は使わないとどんどん減ってしまいます。では、自転車に乗っていれば筋量が維持できるでしょうか?それは「過負荷の原則」によるでしょう。筋肉は過負荷を与えない限り成長しません。長時間、ゆったり乗っているだけでは筋量を失う可能性が高くなります。また、ロングライドでは摂取カロリーが非常に少ないケースが多く、そのライドによって水分と筋肉を失ってしまっているケースが多々あります。自意識はないでしょうけれど、確実に起きていることです。つまり、自転車は基本的に痩せる運動です。

現在の研究では60歳を過ぎてからでも、必要なストレングストレーニングを行えば筋量は増えると証明されていますし、40歳を過ぎると毎年1%ずつ下肢の筋量を失っていくということがわかっています。何もしなければ、10年で1割も失ってしまいます。今はまだ若いと思っていても、今後は減っていくことがわかっています。それを食い止めねば、今走っている距離、スピード、フォームを維持できない可能性が高くなります。

姿勢維持
筋肉は運動をするために利用されると思う方が多いので、レースをしないから筋肉は余分に必要ないという認識も少なくないでしょう。しかし、まっすぐ立つ、ちゃんと寝る、そんな普段の生活の中での姿勢維持にも筋肉は必要であり、普段の活動量の低下から筋量の低下が発生し、それが各部に痛みを発生させたりしてしまうでしょう。
また昨今話題の中心にあるフィッティングにしても、姿勢維持に必要な筋肉がなければ、自転車を速く走らせるために必要な姿勢維持ができません。年をとると走ることが苦手になり、ついにはできなくなりますが、それは筋肉、特に下肢の筋肉が衰えるからです。それは腰痛や関節痛などになって現れますが、その時点では歩けない自分を想像できていません。

時間がない人ほど筋トレすべきです
パフォーマンス上げたいならば、今すぐやれることの中でもっとも時間が要らないと思います。最小のコストで最大の効果を上げられることの1つでしょう。週に1時間プラスでローラー乗っても大した差にはならないけれど、筋トレを1時間するだけでものすごく変わりますよ。

筋肉量が増えることで基礎代謝が増え、身体の冷えや痛みなども改善方向に向い、QOLの向上が見込めます。生活に張りが出ることでやる気が出ます。やる時と休む時がはっきりし、さらに追い込めます。常にモチベーションに溢れ、いやいや乗るのではなく、乗りたい時に乗るべくして乗ることができるでしょう。

「速くなりたいわけじゃない、ラクに乗りたいだけ」
こう言われたりもするけれど、筋肉があればラクになります。無いと苦しい。これは事実です。女性の多くが苦しんでるのはそのせいです。

[Peaks Coaching Group Japan] サイクリストが今すぐやるべき筋力トレーニング
■ 日時:2018/10/10(水) 19:00 ~ 2018/10/10(水) 21:30
■ 場所:墨田区 本所地域プラザ BIGSHIP 3F 会議室(大江戸線蔵前駅より徒歩6分)
■ 料金:5500円
■ 予定している内容(座学1.5時間+実技1時間)
・筋トレの有効性
・負荷等のプログラムデザイン
・筋トレをする際に注意すべき点
・左右差をどれくらい考慮するべきか
・筋肥大や筋グリコーゲンの補充といった食事について

■ 講師プロフィール
南部博昭(なんぶひろあき)
Peaks Coaching Group Japan認定コーチ
NSCA認定CSCS
全米ストレングス&コンディショニング協会認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
1978年5月26日生まれ。
東京都日野市出身、在住。
慶応義塾大学文学部史学科卒

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