24時間耐久で総合優勝しました

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週末はお店をお休みにしまして、マイティデューロ24時間耐久MTBレースに参加してきました。

3連休を確実に休めるメンバーはそうそういないので、毎年のメンバーはその時に集まった人という構成。ウチのクラブ員さんだけだとまかなえないですし、このイベントの楽しさをもっと拡げていきたいので僕の古巣であるチームFITTEさんにも声かけしてます。僕らと面識のある方なら、あるいはこれからその様にして頂いても構いませんので、興味のある方はどうぞ声をかけて下さいね。一緒に走りましょう。

基本はオートキャンプ+MTBの3日間、衣食住を確保しないといけません。
 衣:当然手持ちのウェアで。夜は冷えるので冬装備必須。
 食:食事担当が作ります。ライダーも協力して。
 住:テントは個人装備で。車中泊だと疲れます。

という感じ。今年はウチの奧さんとK上さんが食事担当に専念してくれましたので、ライダー7名は走って、食べて、酒を飲んで、高原でぼんやり空を眺めて、昼寝して過ごすという自堕落な生活を送ることができまして、大変有意義で幸せな3日間でした!

とにかく3日間とも天気は最高。いつ見ても八ヶ岳はきれいでしたし、標高約1200メートルの場所にあるキャンプ場なので、そりゃもう夜は満天の星空です。

レース展開的も軽く押さえておきますね。

第一走者は私。スタートループの後、4.5キロのコースを2周して交代する約束。標高が高いので結構ハァハァしますけど、コースが長めで多彩なレイアウトなので飽きずに楽しんで2周を終えました。

前日のスーパーラップ(予選)では2位を獲得しましたので、前にいる橋立さんを1周目の途中で追い抜いて独走してT中さんに交代。その後も1位を快走していたのですが、徐々に追いついてくるとれとれ選抜メンバー3チーム。夕方からは10分差くらいにまで縮まり、その後夜から朝までは5分差くらいで抜きつ抜かれつの繰り返し。

1周のラップタイムを紹介すると、ウチのチームは20分〜25分くらいにまとまってます。24時間レースでの5分差は結構ドキドキですよね、だから。自分の番で抜かれるかも!とか、抜き返したぜ!とかを24時間も繰り返せる大会って本当に面白い。

1巡目では踏まずに回して22分〜21分くらいに抑え、その後の順番では20分台から19分台まで上げて走りました。夜になると大抵の人は3〜5分ほどタイムが落ちるのですが、私は明るいライトと8年目の有利によって昼間と変わらないか、それより速いタイムで周回出来ました。もっと走っていたかったなーと思うくらい楽しかったです。

そんな夜の出番は2度あり、その間には仮眠をとります。出番とと仮眠と何人かで繰り返すのが、このマイティデューロ。

朝方は起きられなくて、その分の順番を他のライダーさんで埋めて頂きました。その代わり、最後のライダーを引き受けさせて頂きました。最後のゴールを切るライダーを務めたのは8年前の初回以来、24時間レースの醍醐味を味合わせて頂いて本当にありがとうございます。

私が寝ていた数時間、色々なことがあったようです。もうとれとれチームに追いつかれるから、遅いライダーさんは「速い人が走ったほうがいいよ」とか、「休んでるから」とか。でも、「エンデューロはみんなである程度均等に走った結果を出すのが面白いんだから」とまとまって、みんなで走りきった時間だったようです。

その結果、なんと2位のチームには2周差をつけるという結果に!

そんな中であと1時間を残していたので、最終走者の私には「楽しんできてね」「速くなくて良いよ」と言ってもらってました。20分ペースの私なら3周を見込まれていたのですが、それじゃあ面白くないのですよ。やはりそこは全力で!(笑)

だって、あの人へ想いがありましたからね。去年の同じ場所にはあの人がいたんですよ。
 「そりゃ朝倉君なら4周目行くでしょ!(笑)」
というあの人の声を心の中で聞こえました。

2周を19分台のペースで回れば30秒〜1分くらいの余裕が出来るはずだと計算して走行。予定通り30秒残して4周目へ突入!楽しかったな〜。見ている方も「あと1周いけるか!?」ってなった方が楽しいでしょ?(笑)

というわけで最後のラップまで全力で走らさせて頂きゴール!

ここ数年の好例だったので、まぁ分かってはいたのですが…、とれとれチームから水掛けのお祝いをいただきました。ハッシーさんは石川でのJ最終戦から直行して、わざわざ水をかけに来て頂いたようで…(笑)

と、こんなわけで。

今年もこのイベントを平和に、そして楽しく、最高の結果を伴って終えられたことに、一緒に走ってくれたチームメンバーさん達に感謝してます!ありがとうございます!

参加したかったけど都合が悪くて参加出来なかったあなた、あなた、そしてあなた!
来年は一緒に良い走りをしましょう!