メリダプレスキャンプレポート　〜メリダのロードバイクを乗って比較2〜

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あくまで一般ライダー程度の私の走力と感性をもとにした感想ですから、オフィシャルなインプレでは無いことを考慮してください。

「RIDE PRO」
SCULTURAシリーズをコンフォートよりにスペック変更し、より快適性をアップさせたRIDえシリーズの中で、ランプレメリダも使用するRIDE PROをマヨルカでしっかりと試乗する機会を得ました。

SCULTURA SLには普段から乗っていますのでそれとの比較をすれば、こちらの方がこぎ出しの時のためがややある感じですから、大きなギアにかける際には楽に回しきれる印象があります。その代わり、シャキシャキ感という意味ではSCULTURAより少なめですから、バキッと踏みたい人にはSCULTURAの方が良い感じもあります。

トータルで…というと中途半端な選択になってしまうのですが、RIDEシリーズの塩梅はとてもバランスが良く、ただコンフォートなだけではなく、しっかりとレースバイクらしさも持ち合わせているあたりがMERIDAらしさだろうと思います。

レースに合わせたライディングフォームを意識しない方であれば、RIDEシリーズがベターでしょう。登りと言っても、私らのような一般ライダーレベルではヒルクライムでの走りを考えても、RIDEで良いと思います。意識して高負荷を目指す方ならSCULTURAですね。強く踏んだときの反応はやはりもたつきますが、その後にグゥ〜ンと伸びる感じはあるので、進まないという感じでは無いんです。いや、良いバランスです。

よく言われるヘッドチューブ長に関しては、長めであることのデメリットを言われますが、あくまで非レース層ではそこまで下げる必要もなく、またコラムスペーサー無しで乗れるメリットがあることを忘れてはいけないと思います。スペーサー10ミリでも、あるか無いかでのハンドリングに関する安定感は大きく違います。ダウンヒル時、スピードを出す方には低い方が良いですから、使用するスピード域も最適なヘッドチューブ長に影響するだろうと思います。決して、低ければ低いほどよく、長いタイプを一概に良くないとする意見には疑問を感じますよ。あくまでライダーありきの最適値がありますから、その用途に合わせたジオメトリを設定しているわけです。

グイグイ行ってるときの速度がおおよそ35キロあたりを境に、決めれば良いのでは無いかと思います。

RIDEシリーズの中でもPROとそれ以下のモデルでは、作りがだいぶ違うのですが、SCULTURAにかなり近いのがPROで、いわゆるコンフォータブルなロングライド向けという意味ではそれ以下のシリーズに採用されているフレームがベターかと思います。RIDE PROはSCULTURAが欲しいけれど、コンフォート性能と乗りやすさを重視したい方にオススメです。一般ライダーレベルだとこいつで十分レース気分を味わえますし、多少でも楽なのはメリット大です。