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DOKKE作っている人は26が好きだと思います、確かに。どっちかって言うと”オールドスクール”なスタイルですからね(笑)私も人のこと言えません…
でも、乗って感じるのは26だからではないところの特徴の方が僕には良さとして感じやすいです。
そこまで感じてもらって、その上で「これの27.5が出たら面白いね」と深い部分までえぐってお話しするのは楽しいんですが、単に流行りのホイールサイズだからというところをきっかけにするのは表面的で安易ってもんです。
すごく大きく言うと、
「懐の深さ」
だと思います。
具体的には
■ コントロール性:クイックで楽しいんだけど、特にリアが暴れにくいし、破綻しにくい。
■ 踏み味:柔らかいんだけど、芯があるので走るし、ちょっとギアが合わなくてもちょっとケイデンスが合わなくても、難しいセクションをペダリングでクリアしやすい。前後三角の剛性バランスが良く、しっかりしならせて進むことができ、返りも穏やかなので踏み疲れしにくい。
■ 軽さ:重量で最低限の軽さは持っているし、踏み味の軽さはスピード域を問わず感じる。
■ 耐久性:とにかく強くて、割れない折れない。遊び方を選ばない。
というところ。
これってホイールサイズがゆえではなく、DOKKEゆえです。
作る段階で2種類あったので、選ぶなら29ではないでしょうってだけで、きっとスタートはそんなところだと思います。時代に合わせて変わるだけの話。
DOKKEをオススメすると
「26がいいですか」
と聞かれるんですが、私がオススメしている理由はそこじゃないのですよ〜。
自分で乗っている理由もそこじゃないんです。
MTBに乗っているとゆっくり走りたい時もあれば、速く走りたいときもあれば、右に左に振り回したい時もあれば、上下動を大きく使って遊びたいこともあるでしょう?と。そんなときに懐の深さを発揮してくれて、何でも出来てしまう不思議なバイクがDOKKEだと思います。
今からXCでスチールに乗る気は無いんです、はっきり言って古いだけなので。チタンも無し、ロマンにはあまり興味が無いので。懐の深い、乗り手が楽しみたい方向を妨げないフィーリングを持っているバイク。そんなDOKKEが好き。
ちなみに、DOKKE以外でこんなオールドスクールな乗り味のバイクってたぶん無いです。ホイールサイズがゆえではないのはその為でもあります。
さらに書くと
今のMTBはジャンルが細分化されてしまって、それぞれのジャンルにスペシャルな仕様を投入するのがトレンド。「これをやる!」って決まっている人には良いんですが、「どれをやるのかやってから決めたいんだけど」って方には大混乱を招く時代なのです。
昔はMTBって言ったら1種類しかなくて、「これで何でもやるぜ!」ってだけだったんです。それは確かに乗り手の技とか気合いも(笑)あったんですけど、それなりに緩い乗り物だったと記憶しております。ゆるいの意味がわかりますかねぇ…
それでも、「まずはリジッドからだよ」というのはひとつの正論ながら、XCレースよりではないカーボンリジッドはほぼ皆無という事実。はて、どーしたもんか、と。
あ、そういう意味ではもう一つ良いバイクがありますね。アンカーのアレです。
興味のある方は是非乗りに来て下さいね〜
RT @bicidimattino: DOKKEの良さは26だからじゃないと思うんです: http://t.co/hTYoJWwl3f
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一度、トレイルで走らせてみたいですね。29に慣れちゃっていますが、クラインをぶん回して走ってた、あの軽快感は忘れられないんですよね。だからこそ取り回しのよさそうなこういうバイク、そそられます。
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踏む人にはいいバイクですよ
ペダリングにこだわる人という言い方が良いですかね
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