この記事は約 1 分くらいで読めます
一年ぶりのオーバーホール、出てきたのはこんな感じ。
乳化したグリース、粗くはないが削れたカップアンドコーン、センターのずれたホイール。
人間も自分の身体に自信を持って健康だと言える人がいるでしょうか?”何もないと信じているから”に過ぎず、見過ごした結果大きな病気になることもあります。
とはいえ、おっかなびっくりで強迫観念にとらわれていてはいけません。楽しくありませんものね。
「見えない箇所を点検した方が良いでしょうか?」
答えは「もちろん」です。
どんなに乗らない人でも年に最低1回は開けましょう。お店に預けてください。修理や部品の取り寄せに期間を要するケースもありますが、1週間乗るのを我慢すれば良いだけです。
オーバーホールは人間ドックのようです。人間ドックは前回のドックからこれまで自分の身体に行ったケアが正しかったのかを計る為の検査。ゆえ、それまで行ったことや注意したこと、起こったことを伝えた方がよりよい改善方法を導き出すことが出来ます。
自転車も同じです。
普段のメンテあってこそのオーバーホール。普段のメンテが正しければ、ドックが不要な方もいらっしゃるでしょうが、知識のない人が自分で診るのはお止めください。お医者さんに相談するのことが必要です。また、オーバーホールだけやればメンテは不要でもなく、やって終わりではありません。メンテの基本は掃除から。
春までにはきれいにして、暖かくなるのを楽しみに待ちましょう。お待ちしております。