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今年のメリダは数字でのグレード名展開をしており、1000番台がカーボン、100番台がアルミのフレームとしています。となりますと、100番台はエントリーグレードです。
その中でも一番下が400グレードなのですが、このグレードにもメリダのらしさは大変詰まっており、ロードバイクをはじめるのにとっても良いバイクなのです。
カーボンフレームのバイクは、”カーボンですから”とお店側も安心して?高性能を謳いますし、お客さんの期待値も高い。しかし、アルミフレームのモデルというのはコスト制限の中で選ぶバイクになることが多く、”ちゃんと評価されない”ことが多くあります。
お店側からしますと、装備充実で価格もお手頃と売りやすいのですが、なかなかこのクラスをちゃんと試乗するチャンスって少ないもんです。
なので、私はこの3台を真剣に乗ってみました。
つまり、バイク選びの本質はパーツではなく、フレームなのです。
だから、上位モデルはフ”レーム売り”なのですね。コンポーネントがDAだとしても走りの質は変わりません…
その3台とは
REACTO 400
SCULTURA 400
RIDE 400
です。
一般的には上から
レース用エアロタイプ
レース用オールラウンドタイプ
ロングライド用
と案内されることが多いでしょう。
どのバイクも非常にそのジャンルの中で戦闘力の高いバイクです。
ポイント1:コンポーネントは105
昔からとりあえず105なら安心と言われますが、今では11速となってティアグラとの差別化もハッキリし、上位クラスへのファーストステップとしてしっかりした地位と実力を確立しました。堅実な作り、高性能、低価格という三拍子揃った全方位的パフォーマンスバイクです。
ポイント2:フルカーボンフォーク
コラムまでフルカーボン、このクラスではあり得ないスペックでしょう。骨組みにお金をかけるのは、自転車でも家でも同じこと。土台が弱ければ、あとあとパーツを組み替えた際のポテンシャルは低空飛行…。良いホイールも、フレームがしょぼいと泣きそうですね。
ポイント3:このクラスにはあり得ないレース性能をもつREACTO
このクラスでは群を抜いて走ります、REACTOのアルミ。マジでヤバいです。レーサーたるレーサー。35キロ以上での加速感、巡航性、レースで使えるフレームです。このクラスでは快適性やロングを意識したものはあれど、レースバイクが少ないでしょう。レースはしない、しかし折角レースバイクを買うなら、それらしい方が楽しいと思う方にはこの1台。
ポイント4:ペイント
これ、ポイント高いところですね。それから、メリダのペイントクオリティは抜群に優れています。他メーカーの同クラスに対して次元が違う仕上がりは、見て頂ければわかるはず。それと、マット仕上げ。他メーカーの多くでは、表面がざらついたマットペイントを施すので、ゴミがついたり汚くなってしまいます。メリダのマットカラーはソフトクリアにしてあるので、非常に美しく仕上がっていますし、それは維持されます。
REACTO 400
167900円
SCULTURA 400
139900円
RIDE 400
159900円
バイク以外の装備品や小物も含めて20万ではじめるロードバイクとしては、すばらしい3台です。
しかも、ハッキリと正確が分かれているので、用途に合わせて選べます。
どれにすれば良いのかわからない方は、ご相談下さい。
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