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初心者用の機材ってどんなものでしょう?というと、素材論だったり、パーツのグレードだったりでしょうか?いいえ、違うと思います。
僕が考える初心者に必要な機材とは
「おおよそ、悪いところが出ないようにしてくれる機材」
です。
一日中というと大げさですが、数時間はペダリングし続けます。これを釣りに例えます。一日中ではないけど、半日は釣りをするとしましょう。最初の数回は集中してキャスト出来るでしょうし、やる気もあるでしょう。1時間後にはちょっと疲れています。3時間後には腕が怠くなっているかも知れません。でも、”釣りたい”ですよね。
そうなると、半日の間に渡って投げ続けても、ある程度の範囲で魚がいそうな所(ポイント)にキャストし続ける事が必要です。それがやりやすい道具が必要です。そうでないと、坊主(釣果がゼロであること)で帰らないと行けなくなってしまいます。
自転車に話を戻しますと、自転車では坊主で帰らないといけないことにはなりにくい、つまりある程度は距離で満足が得られるので、入り口は大変広く思います。
問題はその先です。
ペダリングとある程度真剣に向き合ってみると、「これは釣れているのか?餌に食いついたのか?」って辺りが分かりにくいスポーツ、それが自転車だったりするんですね。
自転車は一日中同じ事を繰り返すスポーツです。
ロングライド向きの機材を考えれば、以上のことからどんなものが良いのか想像できそうではありませんか?
私がオススメするビギナー用の機材はそんなイメージです。素材はどれでも良いです。目的にマッチしていて、使用者が素材を理解していれば何でも良いでしょう。
キャストするのにロッドがある程度軽いことは必要ですが、軽ければ魚が釣れるとは思えませんよね。それよりも、”スイートスポットが広い機材”が良いと思います。
正確に力強く打てば遠くまで飛ばせて狙えるゴルフクラブだったり、普通のプレーヤーではダブルハンドでないと打てないほど硬くて疲れてしまうテニスラケットだったりしたら困ります…
ゴルフやテニスであれば、スコアが良くならないですし、勝負に負けてしまうので道具に対する考え方はよりシビアになりやすいのですが、自転車で理解して頂くのには時間が掛かるかも知れません。
でも、ペダリングモニタやパワーメーターを使えば、理解して頂くまでの近道は出来そうです。便利な時代になりました。感覚と実際の相違を数字で埋め合わせましょう。
勝負しない=レースはしない、これは私も同じです。その為ではなく、ロングライドにおいて、ペダリング効率アップはより遠くまで速く走れるかどうかに関わってきますよ。
ホイールも同じだと思います。外周が軽くて、スポークが短いディープリムは果たして誰にとって良い機材なのか?かっこいいから欲しいのは私も同じですが、いざ走ってみて苦労するのも本人です(笑)
ビギナーの方以外でも、目的に合わせた機材のご相談をお待ちしております。
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