Racing Quattro Carbon

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すでに発表されている通りで
 「Racing Quattro Carbon」
というホイールが新しく発売されます。

カンパ系カーボンホイールと言えばボーラだったわけですが、そのネームは使わず崩さず、下のクラスでのカーボンホイール発売という戦略でしょうか。

レーシングクアトロと聞くと中途半端感が出ますが、製品を見ると結構立派です。価格は税抜き21万円。ちょど良い頃合いかと思います。

リム幅はワイドになって内幅17C、外で24C。推奨タイヤサイズは25Cからのようですが、あくまで推奨です。ノウハウ含めてワイドはこれからなので、私も色々とテストをしています。

カンパニョーロのテクニカルセミナーと同日に行われたメリダディーラーキャンプでは、なんとテストライドすることが出来ました。カンパのセミナーでは見るだけなのに(笑)

リムの外幅はレーシングゼロカーボンより狭い印象。あっちはコンチネンタルの25C装着で27Cの実測に対して、こちらは23C装着で実測24C。ところが各タイヤメーカーでは、製品に表記するタイヤ幅をどのリム幅において表記するかがバラけるという流れがあるので、ここらへんも人によってお店に寄ってノウハウに差が出そうですね。

「タイヤの幅やリムの幅、1ミリ違っても”普通に走るなら”一緒ですよね?」
と聞かれますが、違いますよ。

ディスクブレーキバージョンも出ますけど、まぁ「出るのね」っていう感じです。
Quattro-spec-2016

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レーシングゼロカーボンと比較してみたんですが、踏み味は優しく、切れ味はゆるやかに、むしろ弱く踏んでも伸びる印象。どちらかというとフルクラムだけど、カンパのアルミG3系に近い、そんな感じでした。MEGA G3になる前のシャマルで外周を軽くしたような感じ?多分、剛性は出てるんでしょうけど、カーボンだと同じ硬さでもアルミよりソフトに感じる気がします。ともかく、気持ちのよいホイールでした。

個人的にはかなり好きなホイール。これは欲しい。

2016_Racing_Quattro_Carbon_front_mask

2016_Racing_Quattro_Carbon_rear_mask

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