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変わるんだろうでしょうけれど、しばらく一般サイクリスト用機材としては静観していれば良いと思いますよ。
ブレーキシューでホイールとかフレームが汚れないとか、初期制動距離が伸びないとか、そういったメリットはあるものの。決定的な理由には欠けるというところ。
ただこの世界のことなのでプロ選手が「ディスクはいいねぇ、もう戻れないよ」なんて言えば、一斉に右向け右になるに決まっているわけで、一般サイクリストの端くれである私としては甚だ迷惑というわけです。
先に言っておきますが(笑)、スポンサーから機材供給なりを受けている、つまり契約しているアスリートがその機材を悪くいうことはありません。また選手は与えられた環境で勝負をすることが仕事内容ですから、例えば会社のパソコンが突然Macになったからといって「俺は仕事できん」とは言わないわけですし、会社関係者などが見ている前で報道陣に「戻して欲しい」とは言わないのですよ。
とは言えディスクブレーキ大好き人間なので、機械式シフト+油圧ブレーキという組み合わせで軽量化が進めば導入したいと思っています。Di2はもう使うつもりはないのと、現行の機械式レバーは重すぎて無理。ハンドルの切れが重くなりすぎます。
レース機材としても今すぐ必要はないので、静観でOK。レース中に”無いと不利な場面”が出てこない限り、導入の必要性は低い。下り勝負のような状況がもっと生まれない限りは。それがオフロードとオンロードの違いだと思います。一般レベルでは、しいて言うならば、雨天時の初期制動の甘さがなくなることくらいだけど、雨錬すれば済む範囲だし、安全マージンを多く確保すれば良い。
静観するならば2〜3年は放っておいて良いと思います。根拠は来期アレがリニューアルされて、そこに追加セットが用意され、その次の年にはアッチも変わってという感じじゃないですかね。だから、早くて18年モデルでしょうね。
ただ、誰がか使い始めれば雪崩式で導入が進むのはもう目に見えているでしょう。MTBでもそうでしたからね。でも、落ち着いて下さいね(笑)CXでもブレーキが変わって速くなった人って多分いませんから。ツーリングにしても、メンテナンスを自分でできる範囲にあるものを使うというのがまず命題ですよ。
何より問題は機材側じゃなく、使う側だったりします。キャリパーブレーキの現状ですら、ブレーキ以外のメンテナンス(つまり性能維持)が出来ていない人が多いというのに、それにプラスして気にすること(仕事)が増えるということが問題。
とは言え、「みんな使っているじゃないか」とクルマやバイクに例えていう人もいるかも知れないが、それと一緒にできないのが自転車なのです。少なくともライセンスが必要で、管理責任を問えるという状態と、誰でも買えるし売れるというこのボーダレス状態は別世界。
車の免許を取得する過程と、バイクの免許を取得する過程って全然違うんですよね。実は。教官の質?というか、文化も全然違います。
問題というかなんというか、その中身は、こういう言い方は反感を買うかもしれないけれど、”MTBをイジれるお店”とお付き合いがない人にはトラブルがついて回るだろう…と思います。
だって、これまで通りにチェーンオイルを差すだけで、トラブルの種になることがあるのですから…
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現場は困ってるみたいですね。パンクして、次に来たホイール、ちゃんと使えるのか?って
ソースはTwitterですか?
いえ、ボーマの営業と一緒にきたブラーゼンの人とかアンカーの営業です。
MTB乗ってる人は、ローターのクリアランス合わすのシビアなのわかるので、なるほどって思いますよね。
あ、意外とローカルなところの心配なのですねw
ディスクだけになるわけじゃないってのが、一つの思い違いというか…、別にキャリパー使っていればよいわけですね。あとはニュートラルサポートがどっちになるかですが、どっちもになるのでしょう。ディスクが有利なコースなんて、ロードレースでは無いと思いますよ。
そこも言われてました。ニュートラルサポートがどうなるって。
日本人は細かいので、”気にしすぎ”な気がするというのを差し引いても、色々問題が発生するでしょう。だから、使わないことを許されれば、それでOKです。
シマノがごり押しで困ってるみたいですね。
やはりそうなんですね。Di2だって、現場的には必要ないと思いますよ。ヨーロッパ的には。
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