アンカーのエントリーアルミバイクが新しくなりました 〜2016モデルその11〜

この記事は約 3 分くらいで読めます

2016年のアンカーではカーボンのフラッグシップであるRS9に注目が集まっていますが、実はエントリーアルミレーシングバイクのRA5が「RS6」としてリニューアルされます。

これまでのアンカーアルミモデルは
 学生が乗るバイク
 意外と武闘派な乗り味
 悪い意味でもアンカーらしさ全開な見た目
だったんですが、

2016年モデルのRS6は
 「オトナも乗れるシンプルでスマートな高性能バイク」
に進化しました。

キーワードは
 PROFORMATによりレーシング性能
 RFA5譲りのコンフォータブルアルミフレーム
 Di2対応
 シンプルかつスマートでモダンなエントリーバイク
です。

新解析技術PROFORMATと新カラーオーダーシステムが登場したアンカー2016年モデル展示会(cyclowired)
http://www.cyclowired.jp/lifenews/node/178040

ブリヂストン中央研究所と協力したPROFORMATは「進む距離の数値化」を開発のキーポイントにしています。

アンカーでは数年前より「RFA5」というエンデュランス系エントリーロードをリリースしていました。RFA5はアルミで実現する低価格レンジにおいて、疲れにくいコンフォータブルな乗り味を実現し、好評を得てきました。そのRFA5で培った”乗り心地の良いアルミ”に「推進力最大化解析技術(PROFORMAT〜プロフォーマット〜)」を融合したのが今回のRS6です。

PROFORMATとはペダルからの入力をバイクが進む力に最大限変換しつつ、硬さとして踏んだ力を返さぬようし、力の逃げにならぬように乗りやすさを実現するという2016年モデルからアンカーが開発したメソッドです。

シンプルで飽きのこないスタイルがいい感じです。ダウンチューブに対してはこれくらいボリュームのあるフォークは必要だと思います。私の持論ですが、「ダウンチューブより細いフォークのバイクに良いものなし」です。
サイズはトップチューブ長505ミリから
他社ではトップ長515ミリ程度からの場合が多いですが、ウィメンズサイズではなくとも505ミリから対応している為、背の小さな男性やスポーティーに乗りたい女性にも使って頂けます。

DSC_0098

BBはプレスフィット。スレッド式を望む気持ちもありますが、PROFORMATありき。シマノ純正の樹脂アダプタを使う限り、私の周辺ではノートラブル。圧入式BB関連のトラブルは、金属製アダプタの圧入によるところが多いです。
DSC_0099

この辺の造形が好きです。アルミでもしっかり内装仕様でスマート。
DSC_0103

Di2対応しているのでダウンチューブのシフトアウター受けは取り外し式。
DSC_0111

こちらもDi2対応してチェーンステイの中にEチューブワイヤが通る仕様です。このフレーム良いでしょ?
DSC_0112

良さそうなフォークでしょう?私もそう思います。完成車メーカーで3種類のオフセットを使い分ける、つまり3種類のフォークを用意するコストをかけるメーカーはアンカーだけです。だから、全サイズで安定したハンドリングを実現できます。
DSC_0114

ティアグラ仕様の完成車は17万円。ロードをこれから始めるなら、十分なスペック。
RS6_1

1つ上の105仕様はプラス3万円の20万円。フレーム単体で10万円とお買い得な設定です。他メーカーのようではなく、全てのパーツに105を採用したフルスペック仕様ですから、105が持つ性能を全て出し切ります。
RS6_2

最後に。

 新しい「アンカーカラーオーダーシステム」
に対応し、まさにこれからロードレーサーに乗りたいというエントリーユーザーにおすすめできるバイクになりました。

これまでアンカーのカラーオーダーシステムは、いかにもレーサーバイクらしいレーシングカラー数種類とシングルカラーと呼ばれる単色塗りからの選択が可能だったのですが、”個性は出したいし、複数色の色使いにしたい”という要望には応えることが出来ていませんでした。

新しいカラーオーダーシステムでは
 「エッジスタイル」
という新しいカラーパターンを選択することができます。
カラーラボ13

RS6で選択できるエッジスタイルのカラー一覧!
カラーラボ6

シンプルカラーでは仕上げが選べるようになりました。
ハードマットクリアはザラッとしてますけど、シャーベットクリアはソフトクリアという感じなのでやや光沢を抑えて感じです。
カラーラボ2

選べるカラーはアンカーの魅力!
カラーラボ3

カラーラボ4

ウェブサイト上でカラーシミュレーションが出来るアンカーカラーラボ
これらの新しいカラーシステムに対応したカラーラボシミュレーションは12月中旬リリース予定です。
カラーラボ1

9件のコメント

コメントは受け付けていません。