旅人に出会う

この記事は約 2 分くらいで読めます

P_20151021_105739_1_p

昨日の定休日、子供を保育園に送り届け、さいたまへうどんの旅でもしようかなぁって思ってさてと出発したんですが、堀切橋の袂で地図を見ているサイクリストを発見。

困ってそうだったので声をかけると、鹿浜橋まで行きたいんだそう。確かにあそこからまっすぐ行けないから、どっちに行くか迷うかも。しかしなぜ鹿浜橋緑地なのか???と私の頭は混乱したのですが、とにかく行きたいと言うんだから案内しましょう。

R122に出るにはどうしたら良いのか?と聞いてくるのですが、そっちの説明は難しい(笑)

私はこれからサイクリングロードを通ってそっちに行くから、一緒にどうか?と言うと、ゆっくりだけどいいのか?と。問題ないってことでFollow me。

調度良い追い風に乗ってスピードはそこそこ上がるが、積載量が多いのでほどほど。それに合わせたペダルを時折止めつつ、会話を楽しむ。

お名前はロレンソ・ロッホさん、54歳。スペインはバスクからいらっしゃいました。1997年から自転車で世界中を旅することをスタートし、これまで90ヶ国、20万キロを走破。80歳までに世界中を旅することが目標なんですって。

言葉で聞くと「すごい」とは言えるんですけど、実際の工程を想像するとより難しさが現実味を帯びます。

群馬県上野村にいる友人訪ねる途中だそうで、今回は6ヶ月間にも渡る旅の5ヶ月目。日本だけではなく、フィリピンなどアジアを回ってきて、このあとは韓国へ。その友人とは自転車で旅をした

無事に今回の旅を終えられることを祈ってます。

こういうことって偶然で面白いですね。自転車の人ではなくても、日本に来た外国人には気軽に話しかけるようにしています。相手が日本人の時より、優しさに対するお返しが素直で好きなんです。日本人はすぐ「いいです」「大丈夫です」「すいません」と避けられがちですからね。

ゆっくりゆっくりとロレンソさんのペースで鹿浜橋までサイクリングし、端の近くでまたちょっと会話をし、別れの挨拶。グッドラック。

ゆったりした旅の時間を共有させてもらったので、うどんの旅はタイムオーバー。エアポートまでの往復練習に切り替えました。

ロレンソさんのウェブサイト
http://www.munduanbarrena.blogspot.jp/

いやー、すごい。人生は旅だ。

7件のコメント

コメントは受け付けていません。