スープレストに標準装備されているインソールについて

この記事は約 2 分くらいで読めます

スープレストの2016年モデルでは、Performanceクラス以上であれば、ソールスター製インソールが標準装備されます。

今回はそれとソールスターコントロールロードを比較してみます。

コントロールロードでは、足のアーチを持ち上げるために、踵の安定感を出すために、カーボン素材を使用していますが、スープレスト装備品では樹脂製になっています。また、踵の真ん中を抜く事が踵の安定感に対して寄与しているのですが、スープレスト装備品ではそれがありません。

実際の使用感としては、フォルムが同じ為に履いた印象というか、脚の安定のさせ方は同じなのですが、ペダルを踏むと樹脂製の為にたわんでしまい、踵を含むスタビリティデルタが少々内側へ倒れ、膝が回内する印象があります。

ですが、初期装備されているインソールとしては別格の作りですから、他のシューズメーカーのようにインソールは変えるのが前提と考えなくても良いだろうと思います。

スープレストシューズを使っていただき、気に入って頂ければ、よりアップグレードさせたコントロールロードへの変更は良い選択だろうと思います。

あるいは、私の感覚では10時間以上のライドでは少々たわんで余裕が有るほうがよいでしょうし、脚のパワーがそれほど大きくない方にはスープレスと装備品でも十分だというケースも有るでしょう。

しかしながら、
　ソールスターはカーボンだから硬い
というのは間違いです。

足を支えるのにカーボンが必要なのであって、多くの方は硬いとは感じていません。レーサーではない多くのサイクリストにもソールスターは支持されていますし、オススメできます。

「熱成形インソールを入れているから要らない」
と思われている方、それも間違いだと思いますよ。それとソールスターとは別の世界です。ぜひ、当店で試着してトライしてみてください。

左がスープレストシューズに入っているもの、右がコントロールロードです。

右がスープレストシューズに入っているもの、左がコントロールロードです。