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「カーボンファイバーは可塑性に素晴らしい素材で、金型を作れば、いろんな商品に作ることができます。」
というアピールを携えて、今回もまたメールが届きました。中国のカーボンパーツ生産工場からのダイレクトメールです。
確かにその通りなんですけどね…
「作る=形にする」という意味では…
リムでもフレームでもなんでも作りまっせ!
と毎回アピールされるんですが、お金があっても作ろうとは思いません。前回のポストでも書きましたとおり、自転車機材趣味の面白さってそこにはないと思いますし、安くて良い物であれば世間にいくらでもあります。”安くて良い”は”安いから良い”ではありません。MERIDAを超えるモノを作れるのか?と思うと、たとえできたものが数万円安くなったとしても、その金額分”失った何か”を取り戻せるとは到底思えません。
金型から作るとめちゃくちゃ高いので、ありモノを流用すると安く済みます。
ゆえ、カーボンになってからオリジナル商品を作りやすくなっています。今回のメールのように工場が型を用意してくれます。だから、小ロットでもまぁいけます。でも、QCは全く信用できませんので、そこにコストをどれだけかけるか?で最終的な単価は決まります。「型の通りにカタチを作りますよ」とおっしゃっているのであって、「自転車やそのパーツを作りますよ」とは言っていないわけです(笑)
そのくらいの厚みにするの?何層?何をどの方向に重ねるの?つなぎ目は?
というノウハウ無しに挑みますと、良い物は出来ないでしょう…(笑)
直接行かないと無理ですね。メールだけで取引したら…です。
精度を保てている某メーカーさんはほぼ毎月現地へ行っているそうですよ…その努力があってこそというわけです。
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RT @bicidimattino: 確かにその通り: https://t.co/FZ8znTYzjq