完走

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さて、最近レースネタが多いので、この店はレースやってる人が行く店なんだとか思われちゃいそうですが、私は観戦専門なので、見るのが好きな方はどうぞどうぞ。

今回の内容は結構キワキワのところまで踏み込んでいるので、ネットでこういう話題が出ることも少ないでしょう。まして、お店が書くことは皆無。

走るのが好きな人は、この時間も生中継見ずに走ってるはずなのでw

観るのが好きな方は、僕と一緒に走って、レースの話でもしましょう!

NIPPO・ヴィーニファンティーニの大門監督にインタビュー【山本元喜のジロ編】
http://www.cyclesports.jp/articles/detail/63610

ある人が言っていた「大門監督がもっと喋れば、日本人がヨーロッパで活躍するのが20〜30年早くなるだろう」と。良い噂と悪い噂の両極端が混在する人で、本当のところはよく分からない。

もう一つわからないのは、グランツールを目指すべきなのか、あるいはそうじゃないのか。7日程度の調度良い?ステージレースの方が成長できるのか、そうじゃないのか。また、ワンデイ、ステージ、グランツールの全てを網羅しないといけないのか、そうじゃないのか。あるいはどの選手をどういう風に育てる計画なのか。

そこってあまり根本から考えるチャンスは無かった気がする。個人的には常日頃考えてはいたが、メディア等ではあまり区別されず、とにかく何位だ、完走だと賞賛され、あまりその意味は問われない。大抵は単年でしか考えられていない。

スポンサー的にはグランツールが必須なのはわかっているが、育てる上でとは違う話もあり、それは選手次第。石橋がそれに向かなかったが、元喜はやってのけた。それだけといえばそれだけ、道を敷いたのはこの人のようだけど、やったのは選手。だが、”育てる”のとはちょっと違うといつも思う。教育というより、放置。

ご本人も放り込んでみないとわからないんだと思う。かなり主観に基づいた評価のみで行うがゆえ、レースの中で起きたことを客観的に判断できないがゆえ、他の選手から聞き出したり、本人に聞いたりする。

そこまで考えると、悪い噂もなるほどと見えてくる。3ヶ月連絡なしとか、無給・未払いとか、そういうのは噂ではなく本当で、”それがヨーロッパ”なのだろう。ただ、それにマッチしない選手をそこに放り込む冷徹さをこの人は持っているんだと思う。ただ、日本人の中でそれにマッチする選手を探すにはこの方法が良いんだと思うけど、もっと多くの選手を生み出し底上げするとなれば、ベストではないし、ベターとはいえない。

だから、選手を見極めて育てるのではなく、この人は放り込みことに長けている、そんな気がする。もちろん、事実はわからない。

ただ、喋ることでこの人に対する誤解は解けて、もっといい形でこの人を使えるんじゃないかと思います。なぜなら、浅田ラインはヨーロッパに直結しておらず、あるのは熱意だけであり、三浦ラインは全く良くわからないというか、古式過ぎて期待できない上にイラン人を育てているし、日本国内にいるのはある意味で諦めた人たちだから期待はできない。

どっちが良いか悪いかではなく、これらを良い形で連携させないと国としての成長は今後も難しいと感じます。

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