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2017年モデルの展示会も盛んに行われている自転車業界です。
その中ではグンと価格を下げたブランドやモデルが目立つように感じます。今まではなんだったの?安く買えるなら歓迎だね!と色々な声があります。個人の選択に間違いはありません。いずれも意味があり、ちゃんとした価値を生むでしょう。しかし、それが偽りのストーリーならその価値は誤ったものになってしまうかもしれません。
ヨーロッパの小さなバイクメーカーなのに二十万円台のフレーム価格で用意できるということは、ほとんど開発せずに型代だけ償却する予定で利益出すということでしょう。型は起こしました、そこまでということです。あるいは工場に用意された型を利用し、あとは本国にいるデザイナーが色付けを行う場合もあるでしょう。いずれの場合も自転車の開発と呼ぶには弱々しいものです。海外の多くのヘルメットメーカーも同じです。趣味と割り切ってカッコつけるもよし、しっかり開発された自社製品を評価するも良しですね。そうでなれば、安い価格で用意できるはずもありません。
どのメーカーのバイクも悪いものは少なくなったと言いますが、そのバックグラウンドにはこの様な理由もあるようです。
私はドイツにある自社のR&Dで開発され、台中の自社工場で生産され、価格も安く、実戦でその成果をを証明しようとするMERIDAに乗りますが、あなたは何を選びますか?
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