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何の入荷予定かというとPD-9100の入荷予定です。
次に試すべきペダルは回りに回って結局シマノだったというわけ。
以前にもシマノを使っていたのですが、改めて今の世代のシューズと合わせ使う必要があると感じています。以前にも書いているQファクターの事を考えると、選べるのはシマノ、スピードプレイ、ディズナとなります。
シマノは以前からデュラエースグレードのみ51.5mmとし、それ以下は53mmなので、ここでの選択肢はただデュラ一択となります。SPD_SLクリートは左右に4mm(±2mm)調整可能ですので、最短にしてDAは49.5mm、それ以下のグレードでは51mmとなります。49.5ミリはまずまずいい数字です。
ちなみに53mmには根拠が無いそうです。最初にLOOKがこの手のペダルを作ったんですが、その時の寸法をコピーしただけ…。一度でも狭いQファクターを使って良さを味わってしまった私には、もうLOOKとTIMEのペダルを使うことはできません。ペダリングしにくくてしょうがないです。
スピードプレイはチタンシャフトモデルのみ軸からセンターまでの距離を50mmとすることが出来ますが、4万円オーバーと高価で、扱いも面倒ですし、個人的にはクリートが硬すぎる一方でペダル本体が強くないので癖がありすぎて使用感がイマイチだと思います。お金があれば買えるのですが、あまりに高いものはこの世に存在していないと考えた方が自然だと、私は思います。”ある程度いろいろな人にできる話”じゃないですからね。以前、半年くらい使ってましたが、買ってすぐ使い始めでのステップインの劇的な難しさ、あるいはその後もステップアウト時の固さが違和感を残します。また軽すぎるフローティングもいいと思いません。なお、クリート側の左右調整幅は全メーカー中で最も大きな7.3mm(±3.65mm)なのですが、よく考えてみればソールつまり足裏の下で左右にそれだけ偏ってしまえば、踏み込んだ時に違和感を感じますので、これを数値に含めても実用面では有効ではないでしょう。つまり、クリートで大きく調整するのではなく、ペダル側で調整すべきだと思います。
現在私が使用しているのはディズナの48ペダルシリーズ。軸端面からペダルセンターまで48mmと全社中最小寸法を誇ります。クリート側での調整幅はルック互換ですので4.5mm(±2.25mm)とします。現在、私のセッティングでは距離が拡がるように目一杯クリートを調整しているので、50.25mmとなります。1万円以下でQファクターを縮めるとどうなるの?という世界にトライできるのは大変なメリットですし、大きなアドバンテージだと思います。「高いけど出来るよ」という世界には、トライするリスクが高すぎて話にならないと思うんです。
結果的に、私はPD-9100を使えそうだということですね。2万円の予算で、素晴らしい耐久性と性能、そしてカッチリ感を得られるのであれば素晴らしい。
Qファクターを最適化することは大事です。広い状態を狭くすることは物理的に出来ませんが、反対に広くすることはワッシャーを入れるなどして可能です。ですから、最短距離を大事にしています。
つまり、Qファクターはまず狭くすることが正しいでしょう。それでダメであれば広げればよいと思います。シマノさんが今後狭いペダルをリリースしたら、そこには私の意見が含まれているということですねぇ。お願いしますよ、シマノさん。
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