私の場合の教え方(フィッティングサービスや初心者講座)

この記事は約 2 分くらいで読めます

我々みたいな自転車屋さんって自分が乗って、メカがいじれて、そこそこ喋れるんですけど、教えるのが上手じゃなかったりするんです。だから、どうやって伝えれば分かってもらえるかっていうのを日々勉強しています。最終的にはそれでお金が頂けるまでになるといいなぁって思っています。

自転車の動きはとても複雑で、ランニングのような二軸運動をサドルやペダルを目安にした中心軸の上で行い、なおかつ膝下は回転運動をするというややこしさですから、難しくて当然です。

上手な人(自分より)が言うことは全て理解できないのは当たり前だと思います。だから、言ってることが理解できない場合、それは伝える側の問題であるケースが多いです。

本来やるべき動きをするには、そのイメージがなければ行うことが出来ません。やってないのにイメージってできるの?と思うでしょうが、できます。先ほどのように自転車上で行う動きはとても複雑ですから、いくつもあるファクターの内一部を定数化して固定してしまいます。すると、固定していない部分だけの単純な運動になりイメージが作りやすくなります。

また、イメージなしに運動してしまうと、”代償動作”といってある動作が困難な時に別の動作あるいは別の筋肉で補うことで運動してしまいます。これによりスポーツ障害が起きやすくなったり、効果や技能向上の妨げになる場合があります。

ただ、正解だけを積み重ねることが出来ないので、誤りも取り入れながら、常に進行方向を修正しつつ成長したいですね。それには会話をすることが大事です。ネットを何時間検索しても、多分無駄です。いつも一緒に走る人や上手な人、あるいは信頼できる人とコミュニケーションして下さい。

また個人で練習する際には代償動作を誘発しないように
1:他人と競争しない
2:重さや回数や数値を意識しない
3:常に目的の筋肉を意識する
4:基本動作を思い出す
という点に気をつけましょう。

世の中には沢山のフィッティングサービスが溢れているのですが、私の場合にはあくまで”サービスとしてパッケージ化”してものではなく、”基本動作と基礎知識”を分かってもらう為のフィッティングサービスを行なっています。

基本動作と基礎知識なく、連動する運動をイメージすることってできますか?

「色々やってきたけど、わからないなぁ」
「自転車が上手くなりたいなぁ」

向上心をメラメラさせている方は是非お越し下さい。どうしても持論は否定されるケースが多いです。最初は混乱しますが、”素直な気持ちをもって”お聞き下さい。

18件のコメント

コメントは受け付けていません。