ヘルメット選びでMIPSよりも大事なものがあります

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MIPSってわかりますか?

MIPSとは、転倒したときに頭部を斜めにぶつけてしまうという点に着目し、その際に脳へ回転性の衝撃を与えてしまい、ヘルメットをかぶっていたとしても回転性の衝撃が緩和されずに脳震盪などの怪我を負う可能性を防ぐものです。MIPSはヘルメットと頭の間に”滑ってエネルギーを吸収する”仕組みを作ります。

これはフルフェイスヘルメットやエンデューロ(MTBの方の)などで使用するオープンフェイスヘルメット向けに開発された仕組みです。あの手のヘルメットは、バイク用のように”あんこ”でガッチリ固定されます。ロード用ヘルメットの様に内部を締め付ける仕組みはありません。

「つまり、フィットしている上でMIPS(や同等の機構)の有無は大変重要だということですし、必要です。」

しかし、ロード用ヘルメットの場合には、そもそもヘルメットがズレます。フィットしていてもズレないものって無いと思います。

ゆえ、ロード用ヘルメットでのMIPSはその有無が大きな差にはならないでしょう。

MIPSの有無以前に、ヘルメットに対して頭と触れる圧力が部分的に高いとか、あるいは隙間がある場合、事故の際には衝撃が大きくなったり、隙間によって力が逃げなかったりしてしまいます。これはそもそも良くない状態で、頭を守れるとは言えません。

「つまり、MIPS以前にフィットしていないと意味がない」
ということです。

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私は色々なメーカーのヘルメットを購入し、使用してきたのですが、結局カブトに行き着いています。一番フィットします。頭がでかいと悩んでいる、気にしている人、あるいは横幅がでかい人は、カブトがフィットします。

結局、日本人なのです。