不思議ですね

この記事は約 3 分くらいで読めます

img_20161013_213652

私の身長は165センチです
ロードを初めて買った時、トップチューブ長525で(当時はこれ以上短いものはほとんど無かった)ステムは80ミリでした。それを90にしたり、下げたりしましたが、乗り方がダメだったので辛いばかりでした。買った当初から大きいと感じて、無理していました。

その後、トップ515に80から90ミリステムとして、上半身の余裕を生み、骨盤周りの自由な動きへと考えたのですが、根本的な動きの質は変わっていないので、大きな変化はありませんでした。

その後、スピニング®やb.a.メソッドをキッカケにして、自分の体との対話をすることに気づき、サイクリングに必要な動きやそのイメージを徐々に作りました。それによって、フォームを大きく変更することになリ、ポジションも変わっています。カダラの動かし方が全く変わったので、手や足を置く位置が変わったということです。動かない身体のままですと、腕も足も腰も5ミリ動かせば辛い、あるいは動かせない状態ですから、すべての箇所をバランスさせることが難しくなるでしょう。

現在、自転車以外でのスポーツの動きも学び、身体に対して知識を高め、ペダリングモニタによって運動結果の可視化をすることで、これまでより大きな動きをすることが出来るようになりました。

結果的にトップチューブ長は535ミリ、ステム長は100ミリでも乗ることが出来ています。

何となくではなく、ちゃんと乗れている状態ということです。じゃあ、515に100だと乗れないのか?というと、それはそれで乗れます。身体の動きに意味を持って制御できれば、バイクが変わっても自分の変化で補うことは可能です。もちろん、そのバイクが持っている特性まで殺すことは出来ませんけどね。

身体って不思議ですね。
実はポジションってミリ単位の調整ではありません。人間の身体はそれほど動かないものではないのです。ミリ単位のシビアさでないとペダリング出来ないのであれば、それは身体が上手く機能していない状態だと思います。また、その状態でのパフォーマンスアップは大変困難です。

大事なのは基本です。
選手のポジションにある程度の癖はありますが、ベースにしている基本は余り変わらないはずです。ハンドルが高すぎたり、低すぎたり、サドルに急角度をつけたりと、機材を極端な状態にしているのは癖というより、無知が理由でしょう。合理的ではないことを行う場合の多くがそうだと思いますし、基本を学ぶと普通のポジションが普通だと思えるようになります。

10/22(土) 18時〜19時
「ロードバイクに乗る時の基本的なことを学ぶ」

参加条件:ロードバイクが好き、今より良くなりたい人でその為に頑張る人であれば誰でも
費用:無料

[内容]
・ ペダリングってなに?
・ ペダリングってペダルを回すってどういうこと?
・ ペダリングフォームの作り方・フィッティングの基礎
・ ハンドリングやコーナーリング・ダウンヒル
・ フレームサイズの選び方
・ クランク長やハンドル幅、ステム長の考え方
・ サドルをどう使うか?
・ ペダルはなんでも良いのか?
※その他ご希望に応じます

ロードを買ったけど、何となく乗っている方は多いと思います。レバーの握り方も知らない人がいると思います。どの指で握ってますか?答えに詰まるのであれば知らないかもしれません。

ぜひ、ご参加下さい。

2件のコメント

コメントは受け付けていません。