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自転車が軽いと感じる時とはどんな時でしょう?
実際に絶対重量が軽いケースでも、漕ぎが重たいことってありませんか?あるいは重量はそれほど軽くないのに、漕いでみると軽いと感じるケースもあります。
軽く感じさせるコツとしては
コンパクトドライブにする
BBを上げる
フロントセンターを短くする等
というポイントがあります。
どれも、クランクを0度から180度までスッと速く下ろす為のポイントです。つまり、ケイデンスは上がります。すなわち、乗り手は軽いと感じます、勘違いします。
実際に軽いということとは別の要素で感じさせてくれます。
この場合には速度は遅い状態からの加速においてよく言われるので、それを想像して正解なのですが、速度がある程度上がった状態になるとむしろこれらの要素は逆効果を表します。
速度が上がり、ギア比が高まった状態であれば、ケイデンスは下がっていきます。そこでじっくり踏める方がトルクを活かして自転車の速度は伸びます。
実際に軽い場合、それは急斜度の登坂においては有利ですが、軽く感じる場合には使用する速度域と使い方次第になってきます。むしろ、クランクが速く下まで下りてしまうことでスカスカしてしまうことがデメリットになるでしょう。
つまり、平坦を多く走る場合、実際に軽いことは有利な効果が対コストで考えると少なく、クルクル回ってしまうよりじっくり回せるフレームの方が有利だといえます。
自転車機材の奥深さですね。