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こんにちは。雪が降ったり止んだりでしたが、降っている時間が短く積もりませんでしたね。雨もさほどではありません。
年末からシクロクロスをかじってみようと思い、ここ最近になって吉見に通っています。レースのためというより、勉強のためという感じが強いです。私の場合、どのイベントでもその気持ちが抜けません。
現地で見かける機材について考えてみると、カンチとディスクとは半々くらいでした。その中では最近買ったらしい自転車はほぼディスクのようでした。吉見を走るだけであれば、レースとは言えないくらいのレベルや環境ですから、スペアバイクもホイールもなしで良いでしょうけど、JCXやAJOCCのレースにシリーズで参加するとなれば、スペアバイクやホイールも必要になってきます。
今は「ロードもディスクが出て来るから、CXでもディスクだろう!」ということになることが多いですし、大きなお店の店員さんは短絡的にそんなこと言いがちですね。販売されている機材の方もディスク一辺倒になってますので、そうせざるを得ない(つまりディスクしか売ってない)ということもあると思います。
さて、現在乗っているウロッカから乗り換えをシミュレーションしてみました。どのフレームにするか、完成車を買うかなどです。その結果、それでも僕はカンチを選ぶと思います。
それは軽さではなく、運用の容易さです。ロードに何台も乗り継いでいれば、ホイールが転がっていたりしますし、流用は可能です。現在使っているホイールがはもちろんのこと、安価なホイールは沢山あり、他人から譲ってもらったりも含めれば選択肢は無限です。つまり、安く済みます。
とにかくこれに尽きるでしょう。余ったコストがあればDi2へ投資して、メンテナンスを楽にしてあげると良いでしょうけど、スペアバイクの事も考えると、そこまでの投資ができる人は限られると思います。ゆえ、フレーム素材はなんでもいいので、機械式コンポとカンチの組み合わせが良いと思います。特にホイールは難題。チューブラーかチューブレスか、エンド幅、素材、価格のすべてに折り合いをつけるのは難しいとの判断です。
「ブレーキが効く方がいい」のは間違いありませんが、シクロクロスのレース内容を考えますと総合的な判断が必要だと思います。寒かったりして手が凍えるような状況や、手の力が入らない状況であればブレーキをかけるのはディスクの方が簡単だとも聞きますが、果たしてその手の状況でブレーキ以外のバイク操作やペダリングは上手にできているんでしょうか?それが出来ていないならば、ブレーキだけ掛けられても結果は同じだと私は思います。
シクロクロスに参加する方はたわ言ですが、ご参考まで
ちなみに、現在でも2016年モデルのメリダがリリースしたカンチブレーキ仕様のフレームセットの在庫がほんの少しだけ残っています。型落ちですから、それなりに値引きも可能ですので気になる方はお問い合わせください。このタイミングでカンチ???と感情的にならず、よーく考えてみてください。お金が続くなら、どっちの選択肢でもありだと思います。
CYCLO CROSS CANTI FRAM