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WISHBONE IS ONLY.
私はメーカー純正以外で、これ以外の選択肢は考えていません。
圧入式BBについて何か忘れてませんか？
根本的に圧入というのは無理やり入れるわけです。公差が守られていれば、必要な摩擦が得られ、固定されます。部材が弱い方は削られたり、縮んで、再利用できなくなります。現在、フレーム側の多くはカーボン製ですから、シマノやスラムの純正圧入式BBは樹脂製です。BBが樹脂製であれば、カーボンBBシェルも樹脂であってもBBの方が弱いのでBB側が削れるか、樹脂の伸び縮みにより大きなダメージを負わずに済みます。一度外したBBは廃棄すべきでしょう。再使用した場合に適正な摩擦を発生させられる可能性が低くなります。以前の圧入式ヘッドパーツを採用したフレームでも、一度圧入すると二度目は緩くなりました。
しかし、多くのサードパーティ製圧入式BBは金属製で有ることが多いと思います。一部のフレームサプライヤーではベアリングを直接カーボンシェルに圧入する方式も確認できますが、私は理解に苦しみます。そのような場合に”何か起きている”事が多いようですが、それはまぁ当然でしょうね…。
フレームにダメージを与えたくない
フレームにダメージを与えたくないですよね、当たり前です。しかし、先のように金属製BBを樹脂で出来たフレームに圧入すれば、勝つのはBBとなります。使用中に色々な応力を受け、シェルの内径が拡大してしまったケースもあるでしょう。むしろ、作業する前から容易に想像可能ですね。
それを二度三度繰り返したら…エライことになりそうですね。実際、「回転が軽いですよ」とその様なパーツをオススメする方も多くいらっしゃいます。私はそのようなサードパーティ製の金属製圧入式BBをオススメしたことは一度もありません。むしろ、「止めた方がいい」と申し上げてきました。一年しか使わないレーサーなら選択する価値もあるでしょうが、サイクリングに使う場合には投資価値として誤っていると思うからです。
WISHBONEはなぜオンリーワンなのか
圧入しないからです。左右から挟み込む構造ですから、カーボン製BBシェルにダメージを与えません。これが最も素晴らしい点です。ゆえ、他製品とは比較することが出来ず、これが唯一であるわけです。
BBは着脱するものです
BBというのは付けたり外したりするものなのです。メンテナンスもしますし、昨今のワイヤー内装式フレームではワイヤ交換の度にBBを着脱することは一般的にありえることです。その度にフレームへダメージを与えるなど考えられません。
さらにG５等級のセラミックベアリング採用なので、クランクの回転はこんなにもスムーズになる特典も得られますから、超おすすめです。