どこへ向かうのでしょう

この記事は約 1 分くらいで読めます

SKYの狙われ方には意図的な力を感じざるを得ませんが、常に速いものは疑われる事自体は仕方ないとも言えます。ただちょっとしつこい。

サイクルロードレースをヨーロッパ内だけのローカルスポーツにしておきたい勢力の方が多勢ですから、SKYとUCIを敵対してみることになるでしょう。

今でもUCIはレース前に内蔵モーターのチェックをしています。ここまでコストをかけてテストし続けるということは、それが使用されたのは事実であると客観的状況から確認できます。そうでなければ、そこまでしません。

ケミカルドーピングについて、2016年のツールでは出ませんでしたが、他のレースでは出ています。ただ、それはウッカリドーピングだったり、先がない選手のヤケクソ的行為だったり、90年代から2010年事までにあったような巧妙な手口ではなく、ショボいものばかり。「え、まだやってる?」レベルがケミカルドーピングです。もちろん、グレーゾーンでの攻防は続いているので、現在進行系であるサー・ウィギンスのTUEの件はその中心にあるでしょう。

2012年頃からロードレースを見始めた方には、比較的ダメージがないと思いますが、それ以前から見続けている私らにはもう”信じられるものなど無い”のです…。「きっと、やってない」「そう信じたい」そういう気持ちを幾度となく裏切られましたのでね…。

あの頃のUSポスタルやディスカバリーチャンネルの強さを知っているので、ここ数年のSKY程度であれば”普通の人の範囲”に見えます。まぁ、時折おかしいな?と思うデータもありますが、ギリギリの線じゃないかと認識しています。

ゆえ、ここ2年ほどのロードレースに対しては、私も徐々に情熱を取り戻しつつ有るのですが、このようなニュースが水を差すのは確かに不快です。