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「色々見ていると興味が出てきて、買おうと思っているけど…」
というところで二の足を踏んでいる方は結構いらっしゃいます。
私の場合を簡潔に書きますと、このようになります。
☆私がパワーメーターを導入した理由:
自分自身の伸びしろをもっと活用するにはこの手段しか残されていなかったから
☆幾つかのメーカーの中からパイオニアを選択した理由:
フォースベクトル表示でのペダリング改善と解析
ロードに乗り始めて10年ほど経過しました。20第の頃はガムシャラでも伸びしろを有効活用できましたし、まだ試していない方法も沢山ありました。ですから、やればやるほど伸びる状態だったと言えます。
30代半ばになりますと、年令を重ねた際に感じる身体の衰えがそれまでとは違った落ち幅になったと感じました。「うわ、これがオジサンなのか…」と。そのタイミングで子供も産まれ、約一年の間全く乗れない時間を過ごしたことで、完全に”戻ってしまいました”。
ある方は「40を超えると更に衰えるよ…」と言うので、「これはいかん…このままだと更に10年後はどうなってるかわからん…」と思い、年令による衰えに抗うことにしました。
20代と同じだけ走ればいいのか?
いや、違うでしょう。伸びしろが減っているだけではなく、回復力も衰えています。ゆえ、同じことをしても潰れると想像できます。それを思えば、猪突猛進できる気持ちは続きません。つまり、限られた時間を無駄に使わないことが必要になります。
練習量をこなす中、多くの時間をトレーニングに割きたい思いはあるのですが、なかなか増えません。そこには2つの理由があります。
1:単純に確保できる時間の限界に達している
2:確保できるにも関わらず実行していない
まずは2の解消です。1の限界に達するまでは確保可能な時間を有効に使うことが大事だと感じました。今日やること、昨日やったこと、明日やること、それぞれに意味があり、結果があり、それを確認して初めて”ヤル気を継続”できると考えました。
その結果として、可能な限りの時間確保を実現しました。現在のトレーニング時間は約10時間/週です。トレーニングを実行すると、その日の結果を数値化し、可視化することができるので、達成感を実感できます。これまでは出来なかったでしょう。せめて、何キロ走ったということしかわからないはずですし、カロリー消費量はトレーニング量ではありません。
ペダリングを解析する
パイオニアしか出来ない機能がフォースベクトルです。30どごとに、どの方向に力を使っているかを数値化・可視化できます。左右差はどの程度で、その理由はなにか?もわかります。
レーサーはパワーだけ見ていればいいですが、パワーを増すだけがトレーニングではなく、むしろロングライドで有効なのはペダリング効率でしょう。年齢とともにパワーが衰えるのは仕方がないことですが、そのパワーをどのように有効活用するか?と考えれば、まだまだあなたにできることが有るはずです。
パワーメーターが必要なライダーはどんな人でしょうか?
パワーメーターが不要なライダーは
1:自分の身体とパフォーマンスに興味がない
2:まだ伸びしろを感じている
3:充実している
方だと思います。
必要なライダーは
1:トレーニングをやりきれない、内容に納得していない
2:パフォーマンスアップしたいが、やり方に悩んでいる
3:自分を伸ばしたいがもう手がない、方法を思いつかない
というように私は考えています。
日本人はパワートレーニングとの相性が良いと思います。
感性に任せて、思うがままに走りまくれる人には要りませんが、RPGをするかのごとく、日々の経験値を積み重ね、確認し、マップを描き、目指すべきゴールへ地道に進むのです。
道具は買っただけではダメなのはその通りです。私があなたのコーチになりましょう。一緒に、目標に向かって、少しずつでも前進し、やる気に満ち溢れたサイクリングを実現しましょう。
私はパワーメーターを導入したことで、過去にないトレーニング量を実行することが出来ています。10年前と比較して循環器系は年齢なりに落ちていると思いますが、頭は良くなっているので、充実の中身が変わりました。
パワーメーターなしに今の私はなく、今後もないと思います。
今シーズン、あなたの目標を達成するために必要なメニュー、トレーニングは想像できていますか?
まだ、諦める必要はありませんよ。ヤル気さえあれば、まだ自分を高められます。