この記事は約 1 分くらいで読めます
雑誌の特集で「◯◯を意識する」と書かれることが多いんですけど、そこを意識しよう!と思った時点で、そこじゃないどこかに力が入ってしまって、きっと当該箇所を上手に使うことは出来ないと思います。
でも、文字表現上はこのように書くしか無いんですよね。
実際に腸腰筋を使うにはどうするか?ですが、腸腰筋をストレッチすることで股関節の可動域は拡がり、ペダルの引き上げ動作がしやすくなります。しやすいとは、大腿四頭筋による引き上げではなく腸腰筋により膝を上げることで大腿四頭筋の負担を減らせますし、太もも自体を大きく使うことができます。
意識しにくい筋肉だからこそ、「意識しよう」と言われるわけです。
深層にある筋肉なのでそこを動かそうと思って簡単に動かせるもんではないんです。だから、動かしやすい状態を作る必要があります。それを狙ったムーブを行うことで、活用されていることを感じ取るようにします。
それがこの図。
膝を開いて(外旋)した状態で膝を上げる(腿を上げる)と大腿四頭筋メインの収縮が起きます。それを腸腰筋の稼働率を上げて行うには、膝を真っ直ぐ上げる必要があります。
やってみて下さい。
だから私は「Qファクターを狭くしよう」と言ってるんですよ。がに股のままでは、腸腰筋は使えません。