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最近、ちょこちょこやっているスクーリングですが、このビデオでやっていることも実習しています。これはTTバイクでやっているわけですけど、それはトライアスリートがサイクリストと比較した場合に技術面でプアな方が大変多く、事故が簡単に起きすぎる事をきっかけにされているのだと思いますし、TTバイクという大変操作が困難な乗り物がそれに拍車をかけることも憂いておられるのだと思います。
私のスクーリングではロードでやっています。
で、これがね、みんな出来ないんですよ…
上下方向への荷重と抜重、肩腰など全体を使ったバイクの押し出し、頭・目線と肩によるコーナーリングの導き、どれも出来ていない。
パイロンを買ってきて、やってみて下さい。あるいは、スクーリングに参加してもらうとやってみてもらえます。
昨冬、安藤さんとお会いして以来、それまでも感じていた基礎技術力って大事よねと思っております。自分は自分の走りを上手いと思ったことはないんですが(なぜなら周りに上手い人がいるのを見ているから)、全体を眺めると上手い方になっていたようです。別に自慢したいわけじゃないですよ。良いお手本を目の前でずっと見ながら、何時間も走れることってとても大事なんですよ。でも、誰もが得られる環境じゃないので活用して欲しいのは各種スクーリングですし、お互いの駄目出しです。
最近は室内トレ専門(というか時間がない)の方も多くて、Zwiftなんてのも出てきたし、私も推進しているパワトレの功罪も絡んで、「上手になるための順序」が未整理状態に陥っている感じがします。
JCRCの衰退に関してもちょっと思う所がある方は多いみたいです。以前ならC→B→A→S→SSと上がっていって、Sくらいで走れれば登録してもOK的な実感があったと思いますけど、今はEやD程度の人までE3にいる現状。そりゃ、事故も減りません、むしろカジュアルに事故ります。
”自転車を買う”からスタートして、乗るというセクションの中での学習順序
自転車もスポーツなのでその順序を飛ばしてしまうと途中でスタックしてしまうし、道路を走るスポーツなので事故を起こす事もあるわけです。だから、問題なんですね。対戦ありきのスポーツであれば、テニスにしろゴルフにしろ野球にしろ、そのスポーツをプレイする事にはお手本が目の前にいることがセットになっているケースが大多数なのですが、自転車の場合には”一人プレイ専用”でも可能なのでお手本を目にすることなく続ける場合も少なくありません。
その為に必要な集団走行だったり、グループライドも、どちらかというとソーシャルな関係性を保ち続けることから派生するので、”言えない、言わない関係性”も多々目にします。「これだけ長くやってる間柄だろうに、言ってあげないの?」という事は見ています。
色々なスクーリングサービスが登場しているので、良いお手本が周りに居ない人は探してみて下さい。
ここもオススメです。トビちゃんの長元坊バイシクルツアーズがやっているロード用スクール。