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MERIDA 2017年モデル ロードバイクのカーボン製フロントホークの自主回収に関するお詫びとお知らせ
http://merida.jp/topics/170807.html
先日からお伝えしていたメリダ2017年モデル一部の車種へのリコールに関して、ミヤタサイクルよりリリースがありました。
※なお、先日の私の予告ポストはややこしいので非公開に変更しました
[本社リリースからこれまで]
本社の方からリリースがあり、その後経済産業省への届出等に時間を必要としましたので、当リリースまで少々時間が経過しました。経済産業省、消費者庁、NITEには既に届出済みです。
[原因]
フロントフォーク生産時の製造工程において、コラム部のカーボンに正規の材料が使用されていなかったこと
[詳細]
イタリアのロードアマチュアチーム内の3台に亀裂が発生。それに因る事故・怪我等は発生していません。折損は0件です。
[継続的に使用された場合]
亀裂が折損に至る可能性があります。亀裂はフォークコラムのハンドルステムやその下にあるスペーサーの下部に当たる部分に亀裂が入る可能性があります。亀裂の段階では走行に影響は認められませんが、折損に至る場合には転倒に至る可能性があります。直ぐに使用を中止して下さい。
[交換する対策済みフォーク]
正規の材料を使用したものとなり、強度は設計時の通りに発揮されます。
[他の機種について]
問題ありません。
[メリダが行う試験]
ISO及び、メリダ社内の基準に基づいた試験と評価を行っています
当店で販売しました、リコール対象製品を購入の皆様にはまもなくダイレクトメールが届くように手配しております。ご不明点がございましたら、ご連絡下さい。
〜以下リリースより引用〜
原因は、カーボンホークの生産工程上のトラブルによるもので、応力や歪みが集中的に掛かるハンドルステムとスペーサーの下部にあたるカーボンホークのコラム部分に亀裂が入り、継続使用した場合に折損に繋がる可能性がございます。
本件が原因による怪我などの事故は世界的にも発生しておりません。また、日本国内においても亀裂ならびに破損の事象は、1件も発生しておりません。しかし、継続使用した際に重大事故に繋がる可能性もあることから、お客様の安全を最優先に考え、全数自主回収させていただきます。
お客様、ご販売店の皆様には多大なるご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
今後このような事態が発生することの無いよう、より一層の品質管理の徹底に努めてまいります。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
◎ 対象商品について
2017年モデル ロードバイク SCULTURA(スクルトゥーラ)シリーズ
・SCULTURA 6000 ・SCULTURA 5000 ・SCULTURA 4000
・SCULTURA Disc 4000 ・SCULTURA Disc 700 ・SCULTURA Disc 200
◎ 商品回収に関するお願い
対象商品をご使用のお客様は、直ちに使用をお控え下さいますようお願い申し上げます。フロントホークは、すべて無償交換させていただきます。 交換作業につきましては、以下の手順で順次、進めさせていただきます。
(1)対象車種をご購入のお客様にはDM及び電話で連絡をさせて頂きます。
(2)交換修理についての日程を調整させていただきます。
交換作業につきましては、8月中旬以降、順次実施いたします。
しかし、交換用フロントホークの入荷状況により、作業が順番通りに進まない可能性がありますので
予めご容赦下さいますようお願い申し上げます。
(3)決定した日程に、指定の販売店へご来店下さいますようお願い申し上げます。
強度アップしたフロント ホークに交換させて頂きます。
尚、交換完了までは、ご使用を控えて下さいますようお願い申し上げます。
また、DM及び電話の連絡がない場合は、お手数をお掛けいたしますが、
ご購入の販売店にご連絡下さいますようお願い申し上げます。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社ミヤタサイクル メリダカーボンホークコールセンター
電話番号 0120-851-297
受付時間 平日9:30~17:30(土日・祝日および弊社所定の休日を除く)
※お盆期間中 8月11日(金・祝)~16日(水)は受付させていただきます。