「wahoo fitness(ワフーフィットネス)」取扱開始

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数年前からヴァーチャルなフィットネスアプリケーションによるトレーニングやフィットネスをする方が増えました。

私もその様子は端から眺めていました。また何度かプレイしてみたりもしたのですが、負荷調整との連動の有無や負荷の掛かり方にいまいち納得がいかず、有料アカウントを作るほどにはなりませんでした。

それから数年が経過し、各社のハードは第2第3世代にまで進化。価格も下がってきています。

そろそろ買い時です。

「wahoo fitness(ワフーフィットネス)」の取扱いを開始します。
私がwahooを初めてみたのは2014年のマヨルカ島でした。SKYがウォームアップするチームバスの前に並んだKICKR。見た目はかつてのLemondトレーナーに似ていますが、あの大きなファンがついていない代わりにフライホイールが付いています。まず目につくのはその堅牢さと安定性、そしてペダリング時のフィーリングの良さでした。

日本ではまだ導入事例は多くありませんが、スマートローラーの中でも特に高機能なインタラクティブローラーは、寒い地域や雪の多い地域での導入は増え、Zwiftを中心としたトレーニングアプリケーションの利用者も多くなっています。確かに単機能トレーナーとは相対的に高価格ですが、優良なトレーニング環境を手に入れられると思えば、価値観は人それぞれです。

wahoo fitnessはメーカーとしてはまだ若く、2009年に設立されたフィットネス&ヘルス向けのセンサーやアクセサリを数多く取扱う会社です。専用ディスプレイを備えたものではなくスマートフォンと連携した製品にすることで、より身近にフィットネス製品を楽しむことができる製品設計を目指しています。2014年よりTEAM SKYとスポンサー契約を結びました。米国やヨーロッパではGPSサイクルコンピュータの筆頭ブランドであるGARMINからシェアを次々と奪っており、使用している方の満足度も高いと評判です。

昨年くらいからアキ・コーポレーションでの取扱がありましたが、それほど大きくアピールされることはなく、2018年よりインターテックへ代理店を移し、改めて日本国内での取り扱いをスタートします。


[漕いだ感じがとても良い]
KICKR/KICKR SNAPによる自然なペダリングフィールはローラー台特有の負荷の掛かり方とは違い実際の走行感に近いものになっています。それはユニークなフライホイールの搭載によるものです。一般的なローラー台では、高負荷時に一旦ペダリングを止めるとものすごく重く感じますし、それは毎ペダリング時にも感じます。しかし、実走行では慣性が働きますので全く違う感覚になるでしょう。漕いだ感じははっきり言ってめちゃくちゃ良いです。

[スマホと連携]
ELEMNTやELEMNT BOLTではスマートフォンやタブレットと連携をし、パワーやスピード、ケイデンスなどの各種データを送信します。設定はスマートフォンから行うのでとてもイージー、小さな本体のボタンを駆使して設定に四苦八苦することもありません。

[頑丈で抜群の安定性]
本体は丈夫なステンレススチール製で約20キロ前後あり、トレーニング中も確実な安定性を確保します。

[パワーメーター内臓]
KICKR/KICKR SNAP共にひずみゲージを用いたパワーメーターを内蔵しており、またZWIFTなどのトレーニングアプリケーションと連動して自動的に負荷調整されるという特徴も持ちます。精度は+/-2%とたいへん高精度です。パワートレーニングにおいて機器の精度は大変重要です。

[自動負荷調整]
KICKR/KICKR SNAP共にアプリケーションと連動して自動で負荷調整されます。今後はZWIFTをしっかり楽しむには必須の機能となるでしょう。

[静粛性]
ダイレクトドライブ式のKICKRは優れた静粛性を発揮します。振動もほぼありませんので、集合住宅などの静粛性を特に求められる環境での使用もしやすくなっています。現在、タイヤドライブ式を使用していて騒音や振動に悩まされている方にはこのタイプがおすすめです。

[現在のKICKRは3代目]
2014年に発売されたオリジナルのKICKRは色々な問題を抱えていたのですが、2年後にリリースされたKICKR16ではユーザーからのフィードバックを反映させ、静粛性の向上、ローギア使用時のクリアランス確保、持ち運び用ハンドルの追加、電源端子位置の移動の他いくつものアップデートがされ、多くのユーザーが満足できる製品になりました。現在発売されているのは更にその翌年にリリースされたKICKR17です。スルーアクスルにも対応し、ディスクブレーキ搭載フレームの使用も考慮され、今後発売されるKICKR CLIMBにも対応しています。

[入荷時期は11月中旬&デモ機設置します]
入荷時期は11月中旬を予定しています。店内にデモ機を用意し、自分の自転車を持ち込んでセットし、テストライドして頂けるようにします。ぜひ、試しに来て下さい。

ローラー台(KICKR/KICKR SNAP)とサイクルコンピュータ(ELEMNT/ELEMNT BOLT)は連動させて使用することもできますし、それぞれ単体のみでも優れた機能を発揮します。決して、両方買わないと使えないアイテムではありません。

[海外通販でも国内で買っても同じ価格]
高額なホイールやローラー台では海外通販で購入する方も多いと思いますが、この手の高機能なローラー台は故障した場合に厄介です。国内代理店でのアフターサービスは国内で購入したものに限りますので、国内代理店・販売店から購入して頂く方が多くのメリットが受けられます。海外通販で買っても、国内で買う場合とほぼ同じ価格になっていますので、わざわざ海外経由で購入頂く必要はありません。

[マティーノ トレーニングセッションサービスを開始]
これらの機器を用いたトレーニングセッションサービスを開始します。自転車にパワーメーターが付いていなくてもFTPの測定や目標とするレース/イベントにアプローチするメニューの作成や相談をしていただくことが出来ます。

来年、4月から始まるヒルクライムシーズンでのタイムアップを目指すのであれば、今からトレーニングプランを練っておかねばなりません。今から始めれば、まだ半年の期間がありますから、十分に自分が変わるための努力が可能ですし、結果も期待できるでしょう。これが2〜3ヶ月前になってしまうと、付け焼き刃しかできません。