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来月より「FTP計測サービス」を開始します。
FTPとはパワーメーターを使用してトレーニングをしている方はご存知ですが、これは1時間耐えられる(出力できる)パワーを意味します。FTPを計測することで、その結果から今の状態、来年へのトレーニングの指標になります。その指標からずれたトレーニングを行っても、非効率的であり、意味はありません。実際に実力は一定以上に伸びません。
Q:パワーメーターが必要ですか?
A:トレーナーに内蔵されたひずみゲージによって計測しますので、自転車にパワーメーターが取り付けられている必要はありません。ZWIFTと簡易的なトレーナーを使っての測定も可能なようですが、誤った数値が出るのが一般的なようです。
Q:車種はどれに対応していますか?
A:ロード、マウンテンバイク、シクロクロスなど車種は問いません。どれでもトレーナーを設置し、取り付けることができます。
Q:どんな目的に適していますか?
A:今の自分の実力を明示します。そして、ロードレースやヒルクライム、シクロクロスなどの目標に対してトレーニングを行う為の指標にします。
Q:例えばどんな内容になりますか?
A:富士HCで目指すタイムに対して必要なFTPはおおよそ分かっています。ロードレースと違い、FTPに対してヒルクライムは素直に結果が出やすいため、必要なフィジカルの指標と現在の数値を比較し、不足したタイムはどの程度か、今行うとどの程度のタイムが出るかが分かります。
Q:シクロクロスにも対応していますか?
A:もちろん、どのカテゴリーにも対応は可能です。シクロクロスはその競技特性が分かり易く、コースによる違いはあれど強化方法はシンプルです。また、技術的・機材的なアプローチも含め、FTP以外のメニューを追加で行うことで更に精度は高まります。
Q:FTP以外の計測メニューはありますか?
A:15秒、1分、10分なども可能ですが、20分止まらずに目一杯走れる場所はないと思いますし、全てのベンチマークになるのがFTP(20分)だからです。FTP以外のメニューは今後追加予定です。
Q:計測後は何ができますか?
A:計測結果から考えた、それぞれの方の目的に対してのアプローチを明示します。つまり、あなたに何が足りないかを伝え、強みと弱みを知り、より効率の良いトレーニングが可能になります。
Q:料金はかかりますか?
A:はい、FTP計測テストは結果に基づいて現在の状態を判断、今後のトレーニングへの指標を提示します。5000円/1セッション(60分)です。
Q:計測は定期的に行うべきですか?
A:はい、可能であればその方が良いです。計測テストの間に行ったトレーニングが正しいことや間違っていることを実証することができ、その後のモチベーションアップに繋がるだろうと思います。
Q:いつからですか?
A:11/20(月)12時より開始します。
Q:その後のトレーニングについてのアドバイスが欲しいです。
A:FTP計測テストを行って下さい。その結果を用いてアドバイスを行うことはできます。その際、FTP計測テスト以外のトレーニングセッションを行って頂くことにより、現在の状態や今後のトレーニングの方向性やメニューについての相談を行います。このテストを基に、各カテゴリーやイベントジャンルに向けたパワートレーニングセミナーを行っております。随時開催していますが、ご希望日があれば応じます。
計測テストはこのように行います。計測中は大変つらいですが、今の実力を知るには大切なことで欠かせません。それを知らず、無鉄砲に走っていても時間を無駄にしてしまいます。もし、週に数時間しか自転車のために確保できないのであれば、より多く乗れる人よりも効率的にトレーニングを行わなければ進歩のスピードで負けてしまうでしょう。トレーニングは辛いことをただ行えば良いものではありません。
もちろん、パワーメーターを購入さえすれば自宅でFTPテストを行うことは可能です。しかしながら、そこまでのコストを支払うべきかどうか、あるいは自分がトレーニングを実行することが出来るかどうか、このサービスを利用して試すことができます。