現実的なタイムアップは具体的にどの程度なのか?

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例えば、富士ヒルでブロンズやシルバーを目指す時、どうすればよいのでしょう?

・今目指したり、想像している目標は、そもそも「がんばれば出来ること」なのでしょうか?
・現実的なタイムアップは具体的にどの程度なのでしょうか?
・その為に何をすべきなのでしょう?

そんな疑問にお答えします。


私は今度の1月で41歳になります。

20代の頃は疲れ知らずでした。30台中盤までも同じような感じで乗れました。しかし、40歳に近づくに連れて、”やらないデメリット”が大きく響くようになりました。

つまり、”乗らない時間(トレーニングしていない時間)”によるマイナスが大きいのです。

もう一つは回復の問題があります。回復力が明らかに衰えているのを感じます。筋疲労についてはさほど感じませんが、内臓疲労に関しては顕著です。それと代謝系や粘膜なども弱くなっています。

私は2年前に気づきました。

気づかせてくれたのがパワートレーニングでした。
「やらないと、今よりもっと弱くなる…」
「そんな自分を受け入れられるの?」
「そんな乗り方で楽しめるの?」
それでいいの?と自問自答しました。

ただ、目標のレースも無かったので頑張っても報われないのです。

そんな時、日々の練習結果を数値にして受け取れることが新たなモチベーションを生み、トレーニングを継続することができ、その実施内容を考察する意欲も生まれました。

やっているのに結果が出ない、そういうことも世の中にはあります。しかし、スポーツにおいてはそのようなことは多くありません。結果が出ないということは”やってない”のです。あるいはやっているつもりだけどやれてないのです。

人それぞれの楽しみ方は異なります。でも、体力はあって損なし、無いと困るものです。自転車を死ぬまで楽しく乗りたい方は、今すぐにパワートレーニングを開始しましょう。

パワーメーターは高くありません。

使えばひと月で慣れてしまうだけでタイムアップが全く期待できないカーボンホイールより余程安く、絶大な効果をもたらしてくれることでしょう。