高回転か、低回転か

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私のブログも流行に乗っていこうと思いますよ!
人間は是非論が大好き。自転車で常に言われてきたことの1つと言えば、」ケイデンスが遅いのと速いのとどっちが良いの?というやつです。

個人的には一定の解答を出したところでして、個人的にもホットな話題でした。

まずはこんなコラム


「高回転でパワーを出すトレーニング、高回転でのペダリングを行う意味」
ハイケイデンスの話をすると、遡って出て来る選手が誰でもどうでも良いのですが、大事なのはその意味です。極論を言うと、”回転数が低くても高くても同じようにトルクが出ていればどっちでもいい”となるのでしょうけど、人間の運動に当てはめるとそう言ってられません。

で、ここから先は私の感覚、理解、言葉による説明。

あくまで私の感覚によるので、違うよという人もいるでしょうが、書くからにはある程度一般化出来るとの自信はあります。自転車は楽をして勝つスポーツです。楽と言っても適当に漕いで勝てるわけでも、辛くないわけでもないですから、正確には無理なく高負荷を続けることが出来ることが正義となります。

「あー、キツイなー」の感覚としては
 筋肉がキツい
 心肺がキツイ
の2種類あると思っています。

ものすごく雑に言うと、前者が低ケイデンス、後者が高ケイデンスの元で体に与えるインパクトと考えています。更に雑に言うと、後者は結構耐えられるけど、前者はもう無理な感じです。もちろん、普段から運動量が少ない人が激しく運動をすると心拍数はすぐに上昇してしまうでしょう。しかし、心拍数とキツさが実は比例していないことについて普段から運動をし、それを自己研究している人ならば感覚的に、あるいはデータ的にも理解されているところでしょう。

例えば、自転車でもランニングでもワークアウトを開始した当初は非常に辛い。しかし、しばらくすると、キツさが減ってくる。そんなことってありませんか?辛く感じていないのに心拍数はキツイときよりも高いことってありませんか?

さらに大雑把に言い続けると、「心肺的なキツさは気のせい(笑)」とも言えます。
※もちろん気のせいではないですが…

それと比べて、筋持久力が低下した場合の感覚やイメージについて言うと、”もう動けない”という感じです。筋疲労により、疲労していない周辺筋群まで機能しなくなることで可動範囲が減少し、筋力が低下するというイメージになります。そして、これは”気のせい”だと思って乗り切ることが困難であり、復活することがない…。

ゆえ、如何に自らの筋持久力の範囲を超えないかどうかが鍵であると思います。

その為には同じ出力であっても、回転数を上げて出力を上げるほうが有利だと思います。

でも、でもでも…高回転の罠はここに潜んでいます。”高回転が良い”と見聞きし、すぐにそれを開始するケースが多いでしょう。私もそうでした。年齢が若かったり、体重が比較的軽いケース、あるいは速筋繊維の発達があるケースではやりきれることもありますが、多くは挫折します。

スムーズでトルクフルでないままに高ケイデンスにしますと、心拍数は上がり、乳酸がバンバン出て足が止まってしまいます。


原因はペダリングにトルクがかかっていない、つまりきれいに回っていないことが原因です。

その状態で高回転をすると、ペダルを踏んで足を早く動かしてしまい、スムーズに骨格で足を速く動かすことをしていません。まずは低回転でトルクフルなペダリングを実現するために、低回転でも踏まずに同じ出力を発揮する練習をしましょう。


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