筋トレおすすめです

この記事は約 2 分くらいで読めます

筋トレをすると、筋肉が大きくなるとか、硬くなるとか、自転車には意味ないとか、あるいはパワーありすぎて怪我するとか、間違った情報を見かけることもありますが、正しい情報によれば「正しく行う限り悪いことなし」です。

→ 下記ブログをお読み下さい
一口に柔軟性と言っても色々あります。(南部博昭のブログ)
http://hiroakinanbu.com/?p=276

じゃあ、「やるほうが良いのか?やらないほうが良いのか?」で言えば答えは簡単、”やった方がいいに決まっている”ということです。

やればわかりますけど、自転車に乗った状態では絶対に入らないだろうという負荷を下肢全体に掛けることができます。特にハムストリングと臀筋への負荷は大事です。ハムストリングと臀筋を意識しろと言われますが、そもそも脳が使うことを知らず、知らされてなければ意識のしようはありません。まずは、その部位をシンプルな動きで収縮させ、バルクアップをはかり、そこまでいけばサドルの上で自然に使えますし、意識しなくても大丈夫です。むしろ、意識だけで使えるもんではないと思います。

ポイントは高負荷、低回数、多セットです。何度もできてしまうくらい低い負荷で行っても意味がありません。それによって筋持久力をアップさせようとするならば、自転車に乗っていた方が良いという意見には賛成です。

→ こんな効果もあります
ハードにトレーニングをすると怪我を予防できる?(南部博昭のブログ)
http://hiroakinanbu.com/?p=526

実際にウェイトを上げてみるとわかりますが、筋力だけでは上がりません。また、筋力を発揮するには柔軟性が必要だということもわかります。それは自転車の上でも同じで、より大きな出力を容易に発揮するには正しい動きが不可欠なのです。

インナーマッスルも流行ってますね。娘が行く保育園でも、5才児に向かって「体幹トレ」って言ってるらしいので、的外れも極まった感があります(笑)アウターがないことにはインナーは使えませんし、そもそもインナーは鍛えるっていうもんではないと思うのです。アウターをバルクアップさせる過程でインナーは絶対に必要というだけです。つまり、正しく筋トレをすると自然に使うようになるということ。インナーだけを鍛えるのは多分出来ないと思います。

ゆえ、正しくない動き、例えば無駄の多いペダリングを高回転で回したところで、筋疲労を起こし、心拍は上がり、結局出力は上がりきらない上に垂れてしまうでしょう。

低負荷高回転、言葉の聞こえは良いのですが、実際に高回転から入っても実現できません。まずは、高負荷低回転が出来てから、高回転が実現できるようになるでしょう。その為には、一定以上の柔軟性と筋力が不可欠です。