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■ 仲裁判断(2018年9月7日公開)
http://www.jsaa.jp/award/DP-2018-001_1.pdf
理由はさておき、言い訳か、本当なのかそれはさておきです、日本人のプロ選手から”ついに”ドーピング違反者がでました。
※アマチュアや学生からはすでにでています
なぜか誰なのかを言わない流れなんですけど、ここまで情報がでていればわかりますね。阿曽選手でしょうね。
いずれの理由であれ、処罰する他ないでしょうね。ドーピングはその殆どが”疑い”で終わりますから、「やってました」というパターン以外は全て同一なわけです。となると、その理由いかんに関わらず、疑いが濃いという履歴がついた時点でアウトとしか判断できないですよね。
また、国内チームがそういった履歴のある選手を”身内だからと見ないふりをする”ということは、海外と同じ流れを踏んでしまいます。それは皆わかっていることです。
ゆえ、阿曽選手が今後国内で選手を続けることは極めて困難でしょうね。
私の個人的な印象としては故意だと思います。喘息であることは明らか(かどうかもわからない)だけれど、それに対してより強い薬剤を使用し、効果を出そうという意図があったのだろうと思っています。
まるで海外の違反例と変わりありません。大変残念です。こういうことの繰り返しによって、海外でのロードレースの地位は下落を繰り返し、もはや底にたどり着きました。繰り返し繰り返し裏切られ続けましたから、もうあの頃のような熱い心は二度と戻らないのです。これは私だけではないでしょう。スポンサーとなれば、より一層ですね。不祥事が起きた以上、二度と契約は発生しないでしょう。つまり、国内ロードレースへの投資にブレーキが掛かる可能性です。
国内ロードレースは独自の価値観において、ファンを生み出す構造を構築している中でこのような自体になったことは、本当に悔しく残念極まりない思いです。
個人的な感情を言えば、悔しいです。
それとこれはこのニュースと前後しておきた、シクロクロスに関するJCF登録の件です。今回からはC4であってもJCF登録が必要で(ワンデイ登録も可)、ドーピングに関するルールも適用されることになります。
しかしながら、ドーピングの話は選手には必要だけれど、私はドーピングしたいわけじゃないが、細かいことは置いといてレースして遊びたいだけなのです。
そのためにあれダメこれダメと言われたり、登録するならそのくらい考えて当然だと言われたり、何だかよくわからない”お家争い”みたいなものを目にしないといけないってのは苦痛ですよ。面倒くさいです。
ならば登録するなと言って終わりでよいのかどうか…。実際、競技と言っても、真剣には走るけど日本一になろうと思ってる人はほぼいないでしょう。
カテゴリーはそれしかないからそこにいるし、走ったら勝手に上がっただけで、別に日本一を目指そうとは思ってません。
それは私の勝手ですが、それならば居場所をと提供頂けるようならばありがたいと思います。
あくまでもプロスポーツとして考えたり、枠組みを作ってるみたいですが、プレーヤーを増やすにはもっと緩い枠が必要じゃないです?あるいは運用でカバーするとか。
食うもの、飲むもの、気をつけるけどさ、そんなストレス望んでないですよ。
競技者を増やす事は自転車文化の周知にとって大事で欠かせないものだけれど、パブロンは飲めてもエスタックは飲めませんみたいなそんな事まで受け入れてプレイする人はほぼいないでしょう。
なんか履き違えてると思います。特にシクロクロスはそうであってはいけない種目のはず。
世界を目指す!なんてキャッチに真剣なのはごくごく一部だけで、ぶっちゃけ彼らが目指しても目指さなくても遊びたい人は遊べる。協力と応援はするけど、巻き込まれるのはゴメンです。
競技っていう言葉尻へのこだわり?がレーサー文化側から滲み出るから、「レースはしません」と言われてしまうと思うので、その境を埋めることにはいつも努力しているつもりです。