どうなってるんだろう?

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エディ・ジョーダンが書いた「ピラニアクラブ」にはF1という世界に何が起こっているのかということをダイレクトに見せてくれました。あれはもう10年以上前の話ですが、ロン・デニスという悪役の実態を知ったのもその時です。

ロードレースの世界にもF1レベルには程遠いですが、”いいヤツ”が利用されてしまう世界があるようです。

バイクメーカーやパーツメーカーに関しての話でも、似たような「あいつはヤバイぞ」的な話はあるんですが、それらを含めて全ては”ビジネス”ということでしょうね。

ノールールではなく、ルールを誰が作るか、あるいは守るかという自由な世界。


3Tはこのアクアブルーの話の直後、Stradaにダブルチェーンリング仕様を発表。

え?このタイミングで?

意味がわかりません。

だったら、チームには選択権を与えられたはずですし、アクアブルーの選手はここまで苦労せずに済んだ可能性が高まります。


フロントシングルはレースでは使えない
私はこう思います。レース以外では可能性があります。それは確かです。面倒な部分が減りますからね。しかし、20キロから80キロまでの速度域をカバーしなければならない中で、11段あるいは12段をどの速度域に展開するか次第ではレースが成立しそうではありますが、外した場合には大きなリスクになります。ライバルもシングルならそれも受け入れられますが、相手がダブルである以上は無理でしょう。もし、22段までリヤの段数が増えたと仮定しても、それを横断する速度を比較した場合にダブルに勝てません。