ちょうど一年前、似たようなポストしましたね

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覚えてますか?覚えてないですよね…
昨年の8月くらい、「リムブレーキモデルを買うのであれば2018年モデルとしてデビューしたものが、最高傑作になりますから、買いましょう」と書きました。メーカーによってはそれが2019年モデルとしてデビューしているかもしれませんが、大手5ブランドくらいを見る限りでは2018までという感じです。( ・´ー・`)どや

で、今回のサイスポのこの特集
きっと、このタイミングで出すべく寝かせていたんでしょうね。私もやるべき特集だと思います。お店として「ディスクしかない!」って言っているのってはっきり言って異常です。メインで売りたいバイクメーカーのラインナップがディスクになってしまったから?そうでしょ?それしかないです。メリダは世界のトップ5ブランドに”常に”入るべく開発を行っていますので、メリダに出来ないことは他でもおおよそ実現できないと考えて問題ありません。それはどこを動かすとか、どこにどのパーツを使うとかの設計のアレンジという意味ではなく、ロードレーサーとしての大まかな乗り味の進化の過程においてという意味です。一社だけ突き抜けることって考えにくいわけです。その上で、最新リムブレーキが実現している、パワフルさ、軽快さ、しなやかさの高度なバランスが一時期はただ硬いだけになってしまったロードレーサーが求めた進化として素晴らしいものになっています。しかしながら、今のディスクブレーキ搭載車はホイール、ハブとアクスル、フォーク周りの硬さというよりはゴツさが目立ってしまっています。それはメリットにもなれば、デメリットにもなる。最終的に「慣れるから平気」なのかどうかはさておき、バランスが一旦崩れてしまったことは事実であり、今回の特集記事では様々な表現を使って記事にされています。吉本さんと安井さんのいうフィーリングはとても理解できます。だから、私も2018年モデルでも、2019年モデルでもリムブレーキ車を購入しています。

安井さんが購入されたバイクの中にSCULTURA TEAM-E
安井さんは私と同じくらいの身長なので、このサイズのバイクにありがちな”硬さ”がスクルトゥーラにはほとんどないことに気づいていただいたのかも知れません。メリダではサイズごとに積層を最適化させてますよーとはカタログ等に書いていませんが、やっています。メリダの場合、完全なフルモデルチェンジをしたあと、「フレームは去年と一緒です」と言って数年は使うんですが、乗り比べてみると「なんか違う…」ということが多いです。付属する小物類もシーズン途中ですらアップデートされます。メリダのことに関しては骨の髄までしゃぶり尽くしている私は騙せないのですw

その意味でも今のタイミングでスクルトゥーラを買っていただいたのはさすがという一言に尽きます。普段から沢山のブランドや車種を乗り続けている方にはわかってしまうのでしょうね…。おそらくこの2台って、LOOKの方は軽さが際立っていて疲れたりやや神経質だったりするところもあるので、MERIDAの方を通常使用されるんではないですかね?あくまで予測ですけどね。

ブレーキだけの話ではないんです
ディスクブレーキを装備し、単に制動力が上がるだけではなく、それに伴って全体が”マッチョになっている”のがディスクロード全体の傾向です。僕はそれを好まなかったのです。まだまだアンバランスでもあり、そもそもロードレーサーとは”華奢なもの”であるという感覚やそれに最適化させたペダリング等をすぐには変えられないからということも理由です。趣味として走るのに使う道具なので、モダナイズするだけが正解ではないとこの記事でも書かれているのではないかと思います。