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雨練をしておこう
西加南子さんがとても良いポストをしていただけましたので、皆さんとシェアします。昨今、ブレーキがタイヤがと道具は変わりつつありますが、使えなければ一緒です。3ミリ太いから勝手に止まるわけではなく、人が操作する範疇が広いというのが自転車の楽しみでもあります。
以下は私のやり方ですので、参考まで
雨でキーになるのはタイヤと路面だと思います。ドライでもタイヤの種類によって路面とのコンタクト感覚は変わりますし、空気圧の設定もそれによって変わります。雨であればよりシビアになるのは言いやすいと思いますが、雨になると性格が変わるタイヤもあったりします。これらはドライでも雨でも、つまり様々な状況で使ってみないとわからない、想像ではわからないことです。
「こう動くだろう」と予測してこちらは動かすわけですが、結果的に裏切られるケースがあります。ゆえ、小さなトライをし続け、大きなエラーを負わないように気をつけます。”雨に強いタイヤを使えば済む”というものではありません。タイヤはあくまでも使い方が大きいです。2年ほど前、雨の日に乗っていたところで段差に滑って転びました。数ヶ月前にも、雨の降っている時に公園内などに見られるタイル状の舗装が予想以上にスリッピーだったため、一瞬で空を見上げていました。いずれも原因は無理をしたことですし、注意不足でした。
飛行機は飛んでいる限り落ちる可能性がありますし、自転車も走っている限りは事故を起こす可能性があるものです。あくまで前提にそれがありますので、注意に注意を重ねます。
無理をせずに十分に気をつけていても転んでしまうことはありますが、長時間のライドにおいて体力が削られた状況においてはより注意が不足してしまう可能性が高くなります。そのために普段から安全マージンを確保しておくことと、そのクセをつけるようにしています。自動車を運転するときと同じなんですが、自転車の場合には減速したくない、止まりたくないというその特性が”勢い”をつけてしまう場合があるかと思います。その点、最近乗り始めたE-BIKEは加速に体力と筋力をそれほど必要としない上にディスクブレーキを備えるため、安全率を上げやすいとは思いました。
就労時間の関係から夜練をされる方も見かけますが、ある意味雨練より危険度は高いと思います。お気をつけ下さいと言うばかりですが、正直申し上げて暗い中での練習はオススメいたしません。