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今後は面白い意見をドンドン引用し、楽しんでいきたいと思います
というわけでこんな意見がありました。
これ持論なんですけど… MTBのラインナップが多い大手メーカーは、アルミフレームのロードが優れている…と勝手に思っています。ディスクロード時代突入で、アルミディスクロードのフレーム性能の高さ、走りの軽さを実現出来ているのは、たぶんそういったメーカーかな…と。
— タマゴ屋 (@TamagoyaCS) April 3, 2019
言い得て妙かも知れません
この案件に根拠があるかどうかわかりませんが、ストーリーとして想像しやすいです。「これはあるかも」と思いました。ただ、CFRPなら外部にいくらでも生産元があるけれど、アルミはそれがないので基本的にコスト高になります。ご存じない方にお知らせしますと、ほとんどのメーカーは自社生産施設を保有しておらず、メリダかジャイアントやその系列工場に生産委託します。そのため、アルミの生産コストは安くありません。
コスト高の原因は人件費です。職人を育てるための時間、維持費、その継続には金がかかります。だから、今どきの生産コストで比較すれば、ハイエンドカーボン>アルミ>ミドルエンドカーボンとなります。そのため、アルミフレームを生産する工場はかなり少なく、さらに良いアルミフレームを生産できる工場は激レアクラスです。
職人だよりなので歩留まりもキツイですし、難しいフレームを作ろうとした時のコストアップも嵩みます。
ちなみにMTBにアルミは必須。強度と耐久性を維持するにはアルミは欠かせません。上に書いたコスト比較はロードバイクだからで、MTBではアルミのほうが安くなります。つまりはミドルエンドカーボンが存在できないからですね。
話を戻すと、確かに”MTBに強いメーカーはアルミに強い説”は有効性を発揮しそうです。
今後のバイクメーカーはこんな流れですかね…
Eバイクもアルミですしねぇ…。つまり、メーカーは2極化していく(している?)
ざっくり言えば、”総合ブランドが強くなる”のだと思います。
アルミを自社で作れるメリダは強いです。
上のツイートではスペシャライズドとトレックを指しているようですが、スペシャライズドのアルミフレームは(もちろん?)台中のメリダ本社工場製で、アッセンブルから出荷まで一貫してメリダで行われています。私も見学しましたが、最高の生産施設です。
よって、”アルミは安い”というはごく一部のメーカーに限ったことだと言えます。ここ数年、アルミフレームの出来栄えをみていると、一部の総合ブランド以外はアルミフレームの程度が著しく下がっており、よく出来たメーカーと価格だけ合わせてしまうがゆえ、中身で差がついてしまうのでしょう。「あぁぁぁ、これでこの値段か…」ってバイクは増えてます。
つまり、メリダのアルミフレームは世界一の技術を持っています。
熟練の職人によるハンドメイドフレーム
バイクの性能を決定するのはフレームです。MERIDAではフレームの製造に、それぞれの素材のエキスパートが関わっており、40年を超えるMERIDAのフレーム製造技術の枠を投入してなお、手間の掛かる工程を採用し、最高のフレームを世界に送り出しています。アルミフレームは熟練の職人に寄って溶接され、信頼の置ける長寿命のバイクです。全てのカテゴリーの全てのライダーに最高のフレームをお届けするのがMERIDAです。
以下のバイクは当店で試乗できます
2019 MERIDA SCULTURA 400
149,900円(税別)
2019 MERIDA SCULTURA DISK 400
199,900円(税別)