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スクルトゥーラの最下グレード100。価格は10万円を切ります。フレームは400グレードと大差のないものを採用し、コンポーネントはシマノ クラリス。
クラリスは若干ガチャガチャするものの、全体としての質感は高く、まるで価格帯を越えた内容です。
この価格帯では街乗りが多くなりますが、ツーリングやロングライド用途を十分に楽しめる機種だと思います。
ただ、この価格帯で街乗り用途の方に多いのは”安いところで買う”というパターンです。この価格帯にはとても多く、高いものほどお店選びは価格ではなくなります。
しかし、この価格帯ほど組み付けやメンテの質に差が出るということをご存知でしょうか?
そもそもこのグレードは量販店向けで、そちらの世界ではメインになる価格帯です。それだけに量的なところを重視して販売されます。ゆえ、街にはボロボロの100グレードをよく見かけます。
乗り方や機材への愛情など、それを発揮する土台を持たぬまま、あるいは知らぬまま、朽ち果てた100グレードを見ると悲しくなります。
ぜひ、入り口、つまり”エントリーグレード”を選ぶならば、ちゃんとした案内をし、ちゃんとした組付けをし、ちゃんとしてフォローが出来る店を選んでみて下さい。ウチじゃなくても良いので。
安くて、優しいだけのお店なら路面にたくさんありますよ。