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下の記事でSTIレバーの重量とそれが与える影響について記載しました。おおらかに走っている時には気になりませんけど、攻撃的にあるいは、機敏に動かしたい時には結構気になります。立ち漕ぎやスプリントではより顕著ですから、ヒルクライム時にもその絶対重量以上に影響します。細かいターンがありえる、またキーになるシクロクロスではDi2一択だと思います。繰り返しますが、のんびり走る場合や真面目に練習しないにはそこまで気にしなくて大丈夫です。
こうして比べると、Di2仕様のSTIレバーが軽量だとわかります。同グレード、それが最高峰のデュラエースであっても、機械式シフト+油圧ディスク(9120)になると538gにもなってしまい、ほぼ7000と同じ重量であるばかりか、8050レバー2個分にもなります。もちろん、8000と比較した場合には100g増で済むものの、かけているコストを考慮すると看過し難いのではないでしょうか…。これだけの差になると、ハンドルバーから数10g削るのに3-4万円投じても、それを帳消しにできるんですね。しかも、先端に付いているので影響はより大きいわけです。
それではご参考まで。
2020 SHIMANO STIレバー重量比較
品番 | ペア重量 | 油圧ディスク | Di2 |
---|---|---|---|
9150 | 230 | ○ | |
8050 | 295 | ○ | |
9170 | 320 | ○ | ○ |
8070 | 360 | ○ | ○ |
9100 | 365 | ||
8000 | 438 | ||
7000 | 500 | ||
9120 | 538 | ○ | |
8020 | 554 | ○ | |
8025 | 568 | ○ | |
7020 | 610 | ○ |