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やっぱりラクです
「坂はラクですよね」
と言われることは多いです。確かに、そうです。しかしながら、坂だけでなく、赤信号から青信号へのスタートダッシュでも、平坦の漕ぎ出しでも、いかなる時にもラクを味わえます。
たったそれだけ、そうなんです。たったそれだけなんですけど、大きな魅力なんです。
これまで自転車で走る際にストレスだと感じていた部分がスルッとなくなりまして、都市部であってもノーストレスで楽しく走れます。
しかし、いわゆる”電アシママチャリ”にないところ、それは強大なパワーとトルク、そして長距離の走破力です。パワーは全然違います。比較にならない立ち上がりの鋭さと100キロを超える航続距離がありますから、街で乗るだけではなくツーリングも出来てしまいます。
つまり、観光が出来ます。”サイクルツーリズム”という新ジャンルは、今後の旅行コンテンツとして期待されています。
■ 環境に優しく
■ どこへでも行けて
■ 自由で
■ コストが安い
そんな理由から、ヨーロッパの小都市ではセカンドカーの代替として導入する方が増えています。
Eバイクは高い?
1台30万以上は高いと感じるかも知れませんが、軽自動車との比較では圧倒的な低コスト・低維持費。置き場所も自転車サイズでOK。車に積めばどこへでも持っていけますし、自転車なので交通ルールも自転車の扱いでOKです(当たり前ですね)。
大きな誤解
海外のEバイクはもっと強力なので、日本で売っているものは価値が低いというものがありますが、大変な誤解です。ヨーロッパでも25km/hまでのEバイクが主流であり、40km/h以上までアシストが有効になるEバイクはレアです。なぜかというと、速いEバイクはオートバイのジャンルになり、ルールもそれに準じます。免許証も必要ですし、ヘルメットも義務化されますし、自転車道を走ることは出来ません。ゆえ、売れている数量のほとんどは日本と同じハードウェアのEバイクなのです。唯一の違いは”アシスト比率の制限”です。ヨーロッパでは25km/hまで大きなアシスト比率で動かすことが出来ますが、日本では10km/hまでを最大1:2、それ以上のスピードでは徐々に比率が下がります。しかしながら、これによってアシストが切れた瞬間がわかりにくく、スムーズに走れます。最大1:2のアシスト比率についても、都市部はもちろん、E-MTBで山を走る際にも十分にパワフルで不足は感じません。
ロードバイクからの買い増し、スイッチ、初めてのスポーツバイクに
ロードバイクは本格的なスポーツ走行のために使いつつ、観光やゆったりツーリングはEバイクで自由にやるのもいいと思います。初めてのスポーツバイクにも、クロスバイクより多用途でおすすめです。
特に複数人数でのツーリングはロードバイクよりEバイクが最適。上り坂に差し掛かると「じゃあ上で待っててね」なんて言わずに、一緒に会話をしながら”笑顔で”ロードバイク以上の速度でヒルクライムをし笑、一緒に景色を眺めることができる。素晴らしすぎます。