乗ってわかったE-MTBの違い

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オフロードディーラーミーティング!
一昨日、昨日とオフロードバイクのディーラーが集まって行うミーティングイベントが有りました。そこでは主にオフロードバイクジャンルの主役になるであろう「E-MTB」の試乗会が行われ、座学など充実した内容でした。

主な参加ブランドは
■ MERIDA
■ MIYATA
■ BESV
■ YAMAHA
■ Panasonic

乗り物は乗ってみるべきですね
当店でプッシュしているEバイク、その中でもオフロードジャンルにあるのがE-MTB。このチャンスに色々乗ってみて、改めて理解が深まりました。

で、何がいいの?っていう話ですが…
各社から感じた印象を短くまとめました。より詳しい話はご来店時に!

■ MERIDA
オフロードバイクを作るノウハウに関してはダントツの印象です。特にジオメトリが良いです。めちゃくちゃいいです。ホイール径も含めて、とにかく前に、速く、軽く進む。まさにメリダらしい自転車です。

■ MIYATA
MERIDAが持つノウハウを使ってオリジナルバイクをリリースしています。特にROADREXは抜群に楽しいバイクで、30万円未満という価格の中で「よくぞ作った!」という期待作。そもそもツーリングをすればオンロードもオフロードも走れたほうが楽しいわけで、これぞ”現代のランドナー”と言えます。

■ BESV
オンロードクロス、Eロードバイク、E小径車、E-MTBまで多くのラインナップを抱えるBESV。親会社はなんとPCモニタで有名なBENQというから驚き。作りは良くも悪くもコンサバティブ。乗っても扱いやすく、クセがない印象でした。ややE-BIKE未満とも言える性能と特性が、むしろ都会的な雰囲気やイメージでの普段使いにハマる印象があります。

■ YAMAHA
E-MTBでの評価の高いブランド。ペダリングが荒れた場合、あるいは路面状況が荒れてくるとトルクの伝わり方がラフになった際、YAMAHAはそれを状況に応じて絶妙にコントロールし、トラクションが一定になるようにコントロールします。そのお陰でちょっと上手くなったような印象になります。自転車というよりはバイク的な印象です。通常、ペダリングこそ、そのスキルこそが自転車の自転車たる部分ではありますが、そこを極める必要性を低くしても楽しさを追求したバイクという印象でした。

■ Panasonic
かなり家電感強めです。他社と比較して、ペダルをほんの僅かな角度でも動かした場合にすぐアシストが効きます。これはスタートダッシュの鋭さに思うかも知れませんが、反応が良すぎて微妙です。停止している場合、片足をペダルに乗せた姿勢になりますが、足を乗せているペダルをほんの僅かでも動かすと自転車が前へ前へ進もうとしてしまうので、常にブレーキを掛けていないと倒れそうになります笑。これ、試作や試乗している段階で気づかなかったんでしょうか…。また、アシストの強弱を調整する上下ボタンとフロントの内装ギア2枚を切り替えるボタンを共有するため、操作が複雑に感じました。乗車中にも関わらず、ボタンを長押しないといけない操作を強いられ、大変混乱しました。それとボタンに凹凸が小さいので、どのボタンを押しているのかわからない…。また、唯一フロント2段を装備したブランドとなりますが、私は1段がいいと思います。