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「ただ、手(足?)を出すべきかどうか躊躇してしまう自分がいます。一度e-BIKEの味を知ると、普通の自転車に乗らなくなるような気がするからです。」
私の回答は、乗らなくなっても、変わらず両方乗っても、どちらでもいいじゃないの?ということですかねぇ。
Eバイクに対する初歩的なミスとしては、ロードで走るのに楽しい道をEバイクで走ることを想像し、現在の自分の価値観でEバイクを判断・評価しようとすることです。
あくまでも違うスポーツだと思います。ロードとMTBが違うように、それぞれの道具で走って楽しい道が違います。しかし、それぞれの楽しみ方を味わえば”両方楽しい”わけです。
それにEバイクは楽しいと思える人の範囲が、自転車の歴史上最大限に広くなっています。”そもそも基本的な体力があったほうが楽しめる”、あるいは”無いと楽しめない”というハードルはなく、誰もがEバイクに最適なフィールドの良さを体感し、歓喜できます。素晴らしいことです。それこそ、自転車の楽しさを自転車に興味がない人に知らしめる最適な道具でしょう。
片方のアクティビティだけ楽しんでもいいし、Eバイクに乗ることで自転車に対して希望を再度えることができ、体力も回復し、ロードはロードで楽しんでもいいでしょう。
ちょっと話は変わります。
バーレーンはマクラーレンと手を組みました。チームスカイはメルセデスと組みました。ただ、”組む”の程度は違いますけどね。F1にKERSが導入されたとき、その未来に楽しみを感じた人は少なかったと思います。しかし、それはDRSにまでなり、もはやそれはレースの一部になっています。また、電気自動車を販売するにあたって必要なステップではありました。
自転車もバイクもエレクトリックの世界に踏み込み始めました。テクノロジー的には自動車メーカーが参入してきても自然な流れではありますし、実際にYAMAHAは参入しています。
ビアンキはフェラーリとのコラボレーションをしたロードバイク SF01を発売しました。それはかつてコルナゴと行ってきたことですが、パートナーに求めるものが変わってきています。マクラーレンに720Sがあるように、フェラーリにはSF90 ストラダーレがあります。両車種にはSFのネーミングとナンバリング…、これは偶然でしょうか?
マクラーレンは会社設立15周年となる2025年までに全車種をハイブリッド化することを発表しています。ここ数年とても元気なビアンキ、ここには明確に資金が流れ込んでいると思われます。今、フェラーリロゴの入ったEロードバイクが発売されても、誰も疑問に思わないでしょう。
スカイ vs バーレーン vs ユンボ・ヴィスマがメルセデス vs マクラーレン vs フェラーリの代理戦争になってもおかしくはない気がしませんか?ユンボ・ヴィスマはなぜこんなにも早くツールのメンバーを発表したんでしょうね?
もし、将来的にその3チームがツールの優勝を争う事態になれば、バックに控えている自動車メーカーがA.S.O.に対して発言権を持ってもおかしくはないのでは?ツールや別のレースのレギュレーション変更、あるいはEロードシリーズの創設に踏み込んでも不思議ではないのでは?まあ話が飛躍しすぎですかね?笑
何ていう未来を、先程お客さんと一緒にして楽しんでました笑
いずれにしても、「Maclaren」というロゴが入ったMERIDAのロードバイクに乗るだけで、そんな自分を想像するだけで、テンション爆上げですよね笑