この記事は約 3 分くらいで読めます
まもなく、5世代目となる新しいFORMULA PROシリーズが発売になります
この5世代目(型番HP92)から FORMULA PRO S-LIGHTとして、軽量なチューブレスレディ仕様をラインナップに加え、より多くのユーザーのニーズに応えられる Formula PRO シリーズとなりました。また、Newコンパウンド RBCC2はグリップに優れるのはもちろん、抵抗を減らし、摩耗性も向上、そして耐候性(ひび割れ)が大きく向上し、全モデルに採用しました。
2月下旬ころより、順次出荷開始を予定しております。
特徴
■ 軽量!! チューブレスレディ仕様のS-LIGHTをラインナップ!
■ 性能向上を果たした RBCC2 コンパウンドを全モデルに採用。
■ 低転がり 新パターン/ビード部を補強/耐候性が大幅に向上
発売時期
■ 2月下旬
店主の意見
チューブレスレディ仕様の開発に関しては数年前から知っていました。
ただ、全てのモデルではなく現行のFORMULA PRO LIGHT(軽量モデル)だけがS-LIGHT(チューブレスレディ仕様)となったようです。もともとFORMULA PRO LIGHTは、ビードが軽く柔らかいので新品時には良いですが、一度外した後にはビードが上がりにくいという課題がありました。ゆえに、当店では一度装着したらエアを抜かずにそのまま使い切ることをおすすめしていましたし、レース使用の方以外にはノーマルのRBCCあるいはX-GUARDをおすすめしていました。チューブレスレディ仕様となった場合には、その症状がどの程度出るのかを見届けた上で、使用に適したユーザーの範囲が決まってくると思いますので、RBCC2が鉄板モデルなのは間違いないと思います。
これまではホイール同様に、「タイヤも軽いほうが楽なんだ、転がるんだ」というイメージが合ったと思いますが、それはチューブレスを使用する理由やメリットを冷静に考えますと、誤った認識だといます。重量よりも、転がり抵抗の軽減がスピードの低下を防ぎます。そのためのチューブレスです。
チューブレスレディにすることで重量的なメリット以外に、柔らかく作ることができるのでタイヤ本来の持ち味や構造的なメリットを出しやすいということがあります。ただ、従来から軽量モデルはトレッドが薄いので荷重によって変形しやすいという特徴もあり、重量級ライダーには向きませんでした。新作ではそういった性能のバランスがどうなっているのかに注目したいところです。
リム寸法次第ではIRCのチューブレスが装着できないホイールもありましたので、その場合にはチューブレスレディ仕様になったIRC FORMULA PROシリーズがあれば、それはそれでニーズがありそうです。
現行モデルのRBCCコンパウンドは、先代モデルと比較して大変優秀になりました。RBCC2に関してさらなる耐候性の向上を謳っているのですが、先代のそれには不満を感じたものの現行RBCCに関してはなんの不満もありません。ちなみに、ASPITEにも同じRBCCコンパウンドが採用されており、FORMULA PROと共に優れた耐久性を発揮しています。たとえ、多少ヒビが割れてもコンパウンド自体は硬化しないので、最後まで使い切ることが出来ます。ですから、3500〜4000キロは使えるのが現行機種です。RBCC2となり、それ以上の性能だとアピールがありますが、個人的にはそこまで劇的には向上しないのでは?と思っています。ゆえ、ページ下部で案内していますが、このタイミングで現行モデルをセールで購入頂くのも良いと思います。
商品名 サイズ パターン ビード仕様 税別価格
FORMULA PRO S-LIGHT 700x23C RBCC2/S-LIGHT TLR 7600
FORMULA PRO S-LIGHT 700x25C RBCC2/S-LIGHT TLR 7600
FORMULA PRO S-LIGHT 700x28C RBCC2/S-LIGHT TLR 7600
FORMULA PRO RBCC 700x25C RBCC2 TL 7600
FORMULA PRO RBCC 700x28C RBCC2 TL 7600
FORMULA PRO X-GUARD 700x25C RBCC2/X-GUARD TL 7600
FORMULA PRO X-GUARD 700x28C RBCC2/X-GUARD TL 7600
新型登場にあたって、現行モデルのセール販売を行います
価格は
通常7600円のところ → 5320円(税別)
で提供いたします。
※取り付けは別途工賃(片側 2200円、TLRリムの場合にはテープ代込)を頂き、承ります
交換を承っても、実質工賃無料となりますので、この機会に交換をご検討ください。現行モデルでは9年ぶりのモデルチェンジを行った製品で、現状で発売されているチューブレスタイヤにおいては大変評価の高いモデルです。
新しいモデルも気になりますが、チューブレスを未体験の方、あるいはIRCフリークの方には現行モデルの方がお得です。