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私がリムからディスクに乗り換えて感じたことをさらっとまとめました
効きすぎることはない
ディスクロードにして数ヶ月経過しました。初期のポストマウントキャリパーの時には、たしかに効きすぎると感じることはありましたが、フラットマウントキャリパーに限ってはまず効き過ぎありません。ドライ時の制動力はリムブレーキと同程度ですが、レバーを操作する力がいらないので便利ですし、そちらの方にメリットを感じることが多いです。それは冬場に分厚いグローブをしていたりしたら余計に感じますし、ロングを走ったときにも感じます。むしろ、限界はタイヤにあるのでチューブレス推奨します。ゆえにメリットを油圧部分にこそ感じるのは同意できます。今はクロスバイクでもメカディスクって多くないですしね。
雨天時
雨天時は最高です。「路面も滑るから、雨天時でもロックして危ない」という意見も聞きますが、私は逆だと思います。腕や手のひら全体で強く握りしめてし急制動しなくても済むので、”人差し指1本””の力だけの方が急制動時にもコントロールしやすいと思います。雨天時以外でも、環境が過酷になればなるほどメリットが大きくなります。
手がラク
確かに手はラクですね。強く握る必要はなく、ハンドルを握ることに集中できますし、ブレーキを強くかける際にもハンドルまで一緒に握りしめてしまってコントロールに支障をきたす可能性が低いです。ハンドル握ることと、レバーを握ることを分けて動作させられるのはメリットです。
メンテナンス
ワイヤのように切れることがないので、Di2も含めてトラブルを起こす可能性を低くすると思います。”ちゃんと整備できていれば”という条件のもとであるのはいずれの場合も同じです。むしろ、ショップでないとちゃんとした整備が難しいディスクロードのほうが、ちゃんと整備したバイクを増やすことに寄与するでしょう。ゆえ、トラブルフリー・メンテフリーは嘘ですが、トラブルを減少させることは出来ると思います。ただし、ホースをフレーム内に内蔵する造作が極端になる場合にはメンテナンスコストがさらに増大するので、各々の目的とコストを考慮した選択についてショップに相談して下さい。
重さの問題
重さの問題はたしかにありますが、そこまで登りばかり走る人は多くありませんし、ヒルクライムマニアはリムブレーキ車を別途準備すればよいでしょう。一般のサイクリストでもレーサーでも、徐々に全体がディスクへと移行することが進めば、いずれはお互いに同条件になります。また、ロングライドなどに関して軽いバイクを作ってもなお、大きなサドルバッグやアクセサリを満載していることが少なくありませんので、その装備を取捨選択して相殺することは出来ると思います。無駄なものは持っていかないほうが良いですし、モジュール全体としての重量で考えれば良いと思います。よりラクで、より安全に寄与するのはどういうバイクにどういう装備をした場合なのかを考慮して選択したほうが良いと思います。