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目次
はじめに
書き終わったものを読んで気づいたのですが、最近私が書くものは自己啓発本のようになってしまって笑、なんだかちょっと困ったなと思っているのですが、実際に”自転車の既存概念”を破壊し、改めることが、自転車を活用し、今後の生活を楽しくすることに関わってくるので、仕方ないかな?と思っております。
そういうのが嫌だと思う方はすっ飛ばしてください笑
ただ、コロナ禍においてはもはや既存に生きることは半ば死を意味するわけで、ぜひご一読いただけますと幸いに思います。
皆様の生活が少しでもハッピーになることを願います。
なぜEバイクなのか
2020年3月の国内の二輪車の出荷数は前年に比べて7.3%増と、3年ぶりに増加しました(日本経済新聞電子版4/19)。
日本経済へのダメージが広がる中、電動アシスト自転車は移動中するだけでソーシャルディスタンシングを自然にすることができ、ペダルへの負荷が少なく誰でも楽々と漕ぐことができ、どんなルートでも走ることができ、老若男女問わず幅広い層からの支持を得ています。
フランスでもロックダウン解除後、自転車の売上が向上しており、店舗によっては前年比200%の売上となっていますが、その多くはエントリーモデルだと言います。これをそのまま受け入れるのではなく、我々はEバイクをプッシュしていくわけです。
それはなぜか。
Eバイクの魅力は、荷物を積んでいても、坂道を負荷なくスイスイ登れますし、疲れにくいことです。「疲れにくいと運動にならないのでは?」と思うかも知れませんが、それはダウトです。疲れにくいとは筋疲労を起こしにくいという意味なので、有酸素運動としてはむしろ効率よく長時間継続することができますし、さらに連日行うことが出来るという特徴があります。
免許は不要
登録も不要
購入コストも適切
置き場所にも困らない
でも、どこまでも楽に行ける
免許が必要な原付バイクなどと比べてハードルが低く、簡単に生活に導入しやすくなります。
メディアでも電動自転車がとにかく便利だという話題に触れることがあり「Eバイクならばどこまででも行ける」「Eバイクは太り気味でもヒザが痛くならないし、腰も痛くならない」と反響を呼んでいます。
だからと言って、自転車を通販で買ってはいけない
しかし、自転車全般を通販で買ってはいけません。
■ 組み立て状態が良くない
■ 説明がままならない
■ 通販する店はユーザーファーストではない
■ わからないことを解決する手段を持てない
■ アフターメンテに不安しかない
ハッキリ言ってしまいますけど、まともな自転車を受け取れる確率が低いので、それを自分で判断し、安全と安心を担保できない方は止めたほうが良いと思います。
また、買うという行為の価値も下げてしまいます。「道具を買うならネットでも同じだ」と思われるかも知れませんが、私はそうは思いません。
UberEatsが良い例です。テイクアウトしてわかるのは店舗で食べたほうが付加価値が圧倒的に高いこと。テイクアウトで食べる場合、同価格を出しても大したものは食べられない。標準的な価格がいくらかというよりも、体験する価値が低くて限界があること。高価格の方は人を呼ぶという手段があるけれど、低価格はどうにもなりません。つまり、どんどん価格のみ安い方に惹かれるようにできています。
さらに自転車ではアフターケアについては不安しかありません。”車検がないということ”と”無知なユーザー”に付け込んで、テキトーに販売する通販業者が後を絶ちませんが、これを読んでいる方はご近所のショップで買って頂くことをおすすめします。これは義理でもなんでもなく、その方が付加価値が高いからです。先程UberEatsの例で申し上げましたように、高価格なものほど付加価値を感じにくくもなります。
※詳しくはコチラを読んでください
通販で自転車を買ってはいけない
https://www.biciclettadimattino.com/blog/?p=37847
バッテリー寿命は1000サイクル
「電動がいいけどバッテリーが心配」
というところでいきなり二の足を踏む方は多いです。
電アシ軽快車の場合にはコストダウンと容量の問題で4-5年が良いところだと思います。
しかし、シマノSTEPSのバッテリーはなんと寿命が1000サイクル。満充電をゼロから行って、それを1000回繰り返しても、65%の寿命を残せます。
注目すべきは65%ではありません。それは自らの死を残念に思って、今を楽しめないのと同じ。冷静に数字を読みましょう。週1回も充電しても、なんと19年間も乗れます笑。はたして、19年後に44歳の自分が元気でいられるかどうかも不明です笑。
そんなに長くバッテリーセルが保ちませんが、実際、100キロ以上を毎週走る方はいませんので、つまりは自転車本体の寿命以上にバッテリーを使用できるということです。
次に価格
「でも高いじゃん」
自転車の概念を”半径5キロ圏を移動する移動体”ということにしたらたしかに高いです。しかし、Eバイクはその行動範囲を限りなく無限に拡張します。Eバイクでの充電一回あたりの走行距離は100キロ以上であり、当店で販売しているモデルでは130-140キロのものもあります。
そして、坂でもどこでも走れます。複数人で走る場合の体力差もありません。
つまり、”ただの下駄”でがなく、”立派な移動ツール”や”レジャー”として活躍します。それでいて、クルマより安く、場所も取らず、維持費もかからない。こんな時期に車を買う人はそうそういませんが、それが20-40万円ならその価値は大いにあるわけです。
乗るだけで密から脱し、どこまでも、どこへでも行ける
自転車、特にEバイクは乗るだけでソーシャルディスタンスを確保できます。通常の自転車は「効率的に、速く、目的地まで移動する」ことを主目的にしています。ゆえ、同じ道を通りがちです。それでも、屋外での感染根拠というのはWHO発表によれば皆無ですから、大丈夫とも言えます。
そこへさらに、”人と違うことをする”というこれまでの社会ではマイノリティだった楽しみ方を導入するならば、Eバイクというのは史上最高の遊びツールになると思うわけです。
楽しむことが大事な、いまからの数年間になる
実際、これが数年なのか、私が死ぬまでずっとそうなのかはわかりません。しかし、少なくとも数年はそうだろうと、ほぼ確定的に言われています。ゆえ、家にいるだけではなく、ロジカルに考え、出来ることを出来る範囲でする必要があるので、「楽しむ」ということに関しても、アウトドア派な方は出来る範囲で楽しむ必要があるわけですね。それを我慢していると、少なくとも1-2ヶ月位で精神を病みます。
すでにメンタルストレスを感じる人は増え、カウンセラーへの相談件数は月次ベースで3月で30%増、4月も増え、前年比で3倍程度まで増えているそうです。
私自身も4月初旬から食欲不振に苦しみました。
脳は先の見えない不安、わからないことに非常にストレスを感じます。「いつまで続くんだろう?」「どうなるんだろう?」という不安あるいは、生活基盤を失うかも知れない不安です。今は大丈夫でも、誰もが感じる不安だと思います。
私はそれらがいつも食欲不振にでるので、「あ、今はストレスフルなんだ」と自覚しました。そして、楽しいことをしなくなります。サイクリングに出なくなります。
だから、みなさんも楽しみを得るための投資やそれにまつわるあらゆるアクションを続けるべきなのです。そうじゃないと、精神的に死に近づきます。
そこで導入したのはEバイクによるサイクリングです。
Eバイクは気楽に、気軽に、どこへでも、誰とでも、適度な有酸素運動を伴うだけで移動することができます。
私は屋外でのサイクリングで他人に感染させたりする可能性は、”限りなく”ゼロに近いと思います。なぜなら、繰り返しますが、ソーシャルディスタンスを確保しやすいからです。
走るだけでいいのです。
好きなところを、好きな時間に、いい天気のときに。
それをするだけで、楽しい気分になれます。
しかも健康にも良い。
旅を作れます。レジャーとして成立します。
旅行ではなく、旅です。旅は偶然を伴う移動であり、移動そのものも楽しみます。
そのための投資をしましょうというわけです笑
そして、多くの偶然と出会います。旅行と旅の違いは目的があるかどうか、目的地を目指すかどうか、あるいは効率化を願うかどうかだと思います。旅は偶然を誘い、意外性を発見し、好奇心を満たします。
そこまでの予算は”たったの”というほど安くありませんが、20-40万円の投資によって、今後2-3年あるいはその後の新しい旅のカタチづくりをスタートするというのは生活の質を維持したり上げたりするのに、また新たな偶然によって好奇心を満たすのに素晴らしいツールになることと思います。