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なかなかいいものに出会えないのがキッズバイク
市場にあるキッズバイクのうち、一般軽快車ジャンルのものがほとんどで、それで満足される方もいらっしゃるわけですが、”いかにもキッズバイク”というあの見た目や雰囲気や機能性に関しては、「これしか無いのか…」と落胆される方もいらっしゃると思います。
あるいは本格的なスポーツバイクもありますが、街で乗りたいとか、親子で軽いサイクリングをしたいという方にはちょっとオーバーな感じがしますよね。
でも、機能性は捨てたくない
そう、オシャレだけど重たいとか、かっこいいけど機械としてプアとか、そういうものは欲しくないわけです。我が子に与えたくないわけです。
うちの娘にはヨツバサイクルを与えたのですが、その先のバイクとしてまたヨツバにするのはどうなんだろう?と考えていました。
おもちゃの延長としか言えないようなへんしんバイクよりだいぶ良いとは言え、各部の作りはそれなりです。シンプルなのがいいところなのでしょうけど、やはりスポーツバイク方向に振っているブランドなので、ちょっと雰囲気がね…っていうのもあります。
選んだのは「SHULZ(シュルツ)」
これは冬の間の展示会で見て、「おお!?」と思った製品でしたので、ずっと頭の隅にあったのですが、キッズバイクの需要を考えると、まあいいかな…と思っちゃっていたんです。
しかし、新型コロナウイルスの影響で親子サイクリングの需要が高まってもいて、これまで以上にキッズバイクの問い合わせが増えていますから、欲しい人がいるかも???と考えて、扱ってみることにしました。
バイクのデザインはやや北欧っぽい感じもするのですが、なんと国籍はロシア。
びっくりですよね。生産は中国ですが、デザインと開発をロシアで行っているシュルツバイク。
特徴はいくつかありまして、
・ロシアの風景から生まれた特徴的なカラーリング
・成長に合わせたサイズ展開
・アルミフレームを採用し、とっても軽量(16インチで7キロ!)
・遊び道具を運びやすく、おしゃれな木製ボード付きリアキャリア
・大人の手で支えやすいサドルの取っ手
・子供車では珍しい、ベルトドライブを採用!
・キックスタンド、泥除け、補助輪も全部入り!
というなかなか充実したものです。
フレームカラーに合わせて、サドルやタイヤのカラーも替えてあるので全体的にまとまっています。カラーリングもとてもきれいで、発色も優秀。
ダウンチューブに入っているメーカーロゴはやや控えめでシンプルなのも好印象ですよね。
自転車好き的な萌ポイントはベルトドライブです。
子供の力は弱いものです。しかし、チェーン汚れによる抵抗は大人と同じ。せっかくたくさん遊びたいのに、重たくて、走りにくい自転車では面白さも半減してしまいます。
汚れたチェーンは抵抗になります。オイルを挿したり、洗ってきれいにしたりしてあげれば良いのですが、実際には大人もよく分かっていないケースがほとんどです。
ベルトドライブでは注油する必要がないので、親の手間も相当省かれますし、いつでもスムーズに軽く走ることが出来ます。さらにベルトドライブは金属チェーンと異なり、ペダリングした際には脚に重さを感じにくいので、子供の足に優しく走ることが出来ます。
我が家はそれを狙って、家族で使っている軽快車もベルトドライブの車種を選んだのですが、とってもいいですよ。
20インチに採用するのはなんと、内装3段ギア!
子供車に内装ギアって聞いたことがありません笑
壊れないし、最高でしょ?
この妥当性の高い合理的なチョイス、なかなかのセンスです。
メンテナンスは実質フリーですし、それでいて軽量で、価格もそれほど高くありません。
価格(税別)は
14インチ:37000円
16インチ:37000円
20インチ:42000円
です。
これだけのスペック、デザイン、ポテンシャルなので、納得感のある価格設定かと思います。
店頭へ全サイズ展示中です
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