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MERIDA X BASEにてニューモデルに乗りまくっていました
一昨日から昨日までの2日間、MERIDA X BASEにてメリダの2021年モデルが勢揃いした状況の中、プレゼンテーション、質疑応答、試乗と目いっぱい触れてきました。
実に50kmで1000m登る量を走って、炎天下の中で軽く熱中症になりつつも、午前中から夕方まで目一杯乗りました。2日間で合計130kmも乗ってしまいまして、自分でもどれだけメリダが好きなのか…と呆れています笑
今回はインプレの動画を公開していますが、それ以外にも様々な情報をお伝えできますので、ぜひともご来店を頂ください。
すでにご注文を頂いております
2021年モデルの中ではREACTO 4000に集中する状況が考えられます。もし、年内の入手を希望される場合には、出来るだけ今週末にご来店ください。それを越えてしまうと、確約できない状況になることが考えられます。ただし、当店は”メリダパートナーショップ”ですので、当店でご注文頂くことができるだけ早く入手するのにもっとも良い方法です。
インプレ動画を公開します
今回は乗りながらの撮影をしてみました。
コンセプトは撮って出し笑。それが一番素直な言葉が出る気がしました。改めて見返してみますと、複数の解釈ができる表現や誤解を生む表現もあるので、そのあたりに関してそれぞれテキストで補うようにしますので、そちらも読んでみてください。
それでも足りない、わからない場合には、ご来店いただき、ご納得頂いた上でご注文ください。
自分で言うのもアレですが、結構面白い動画になったんではないかと思います。これまで同様、Youtubeにアップしておきましたので、不快感がなければ笑、チャンネル登録もしてみてください。それにしても、GoPro8は画質が素晴らしいですね。
汗だくおじさんが顔を近づけてべらべら喋ってますので、その意味での不快感を感じる方がいても、クレームしないでください笑
コースには3kmで200mくらい登って、同じくらいの距離を下るコースにしました。斜度変化もあるので、いろいろな特性を感じられました。
「REACTO 4000」
喋り始めはたどたどしいのですが、段々慣れてきています笑。フォークに関してはCF5もCF3も全く同じものであり、ジオメトリがそもそも一緒だと後から知りました笑。つまり、型も一緒。それは一緒に感じるはずですね。型を同じにすることで見事に特性が同じようになっています。
とにかくレスポンスの向上が著しく感じました。最初は面食らったものの、合わせた乗り方をするとすごく良いレーサーだと感じました。上位モデルと同じフォークは剛性がとても高いのですが、フレーム剛性とのギャップからネガは感じませんでした。フレームの縦方向への印象があまり変わらないので、そのせいかも知れません。違うのは横方向の剛性とレスポンスだけで、この2モデルの作り方は素晴らしいです。
「REACTO TEAM」
とにかくパリッとした印象が強く、無理して踏まなければ乗り切れないほどではないにせよ、高い出力を求めていることはよくわかりました笑。高い出力を維持できる方にはこちらをオススメするのはもちろんですが、これまでのようにCF2だとモッサリがあったのでロードレースにはちょっと物足りない感じが2021年モデルのCF3からはなくなってきているので、むしろCF3で満足する方が幅広くなっているように感じました。
SCULTURA 4000
レーサーとしてみたらオールラウンドなのはREACTOだと思いますし、ロードバイクとしてみたら乗りやすいのはSCULTURA ENDURANCEだと思うので、果たしてSCULTURA CF2の位置づけとは?と思いました。良くも悪くも薄味なことでしょうか?形も乗り味もです。目立たないことがメリット?加速時の2-3漕ぎはヒュンヒュンっと出ていきますし、ケイデンスは上げやすいのですが、そのあとにケイデンスが上がり切った状態ではペダリングスキル次第で掛かりが浅くなるので、掛かりを得るためのスイートスポットが狭い感じがSCULTURAの特徴だと思います。ただ、メリダのロードバイクの中ではもっとも剛性が低いと思うので、力のない方にはいいバクだと思いますし、ダンシングもしやすいです。あるいはロードレーサーではなく、ロードバイクで軽さを感じたい方にはベストマッチです。
SCULTURA TEAM
SCULTURA TEAMに乗ってみたのですが、わからなくなってしまったので笑、もう一度REACTO 4000に乗ることで比較をしながら話しています。何がわからないかと言うと、レスポンス的にはREACTO 4000に近いと思ったんですが、SCULTURA TEAMの方が早く、入力時間もSCULTURA TEAMのほうが短いんですね。ダンシングでもシッティングでも速いペダリングに合います。出力を上げる際や疲労してきたときにでも、その速さを要求してくるのでMERIDAのロードバイクの中ではもっとも高いペダリングスキルが必要なバイクだと思います。数字上のケイデンスだけあがっても、結局それが維持できず出力が落ちてしまうなどする可能性がありますが、ヒルクライムなどで40-50分前後までなら自己ベストを出しやすいバイクでもあると思います。
SCULTURA ENDURANCE
乗った瞬間にとても優しいバイクだと思いました。振りの速さや加速の感触はSCULTURAのようですが、タメと伸びがあり、力を掛けやすいと思います。MERIDAのロードバイクの中では、ペダリングスキルへの要求ももっとも低いですから、誰にでも疲れにくい走り方を実現しやすいと思います。登坂時には色々なギア比で登ることができるので、足を休ませやすいですし、やや急斜面でもケイデンスを上げずに登れるので、緩斜面へ変化した際に速度が息継ぎせずに済みます。下りは抜群です。このバイクで半年-1年くらいしっかり練習して、下ハンを握って下れるようになれば、下りも楽しめますし、色々な場所に自身を持っていくことができるのではないでしょうか。