「SCULTURA ENDURANCE」という新しい波

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それは新しい時代のロードバイク

ロードレーサーと呼ばれた時代から変わりつつある、多彩な文化を担うのは、本当にユーザーが求めているバイク。

フロント三角を大きく確保し、ホイールベースを拡大したジオメトリは、SCULTURAらしい初速を引き継ぎつつ、おおらかな特性を与えています。前後のホイールを乗り手の前と後ろに感じやすく、剛性はほどよくも路面への接地感がとても分かりやすいバイクです。今のメリダのロードバイクの中では、もっともダウンヒル時の安定性と安心を確保できていると思いました。速度が増しても、速く感じにくく、コーナーリングにもヒラヒラとすばしっこい感じを抑えることで、ライントレースをしやすくなっています。

SCULTURAよりも踏んだ後の伸びがあるので、緩斜面や斜度変化のある登坂においては、使用できるギア比を広く確保できます。これはMERIDAが長年培ったMTBからのフィードバックだと思われます。

またそれは、グラベル走行時においての走破性へも影響しており、多彩なシチュエーションでのライドを楽しめるようになっています。

アメリカ文化からは生まれないであろう、ヨーロッパのバイク文化が生んだ、新しい時代のロードバイクです。