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なんとなく、朝方に秋の足音を感じました
昨日は9時ころまでちょっと涼しくて、今も夜の風が気持ちいい、秋の足音を感じます。いつのまにか蝉の鳴き声は静かになってきて、もうじき鈴虫がそれに代わってうるさくなってくるのでしょう。早い所はもう稲刈りのシーズンに入りました。
実は秋冬は自転車のシーズンでもあるのです。
秋や冬に寒くなると、行楽地や山からは人が減ります。寒いだけで居なくなります。その季節、登山者がいない山も自転車で遊ぶにはいい季節となります。
特に今年は紅葉を見るための人出はそれほど多くないでしょうし、クルマの居ないような場所へ自転車で行って、椅子でも出してゆっくりチェアリングするなんてのは、最高の贅沢だと言えます。
その際には、その場所にまつわる歴史や文化を学んでおき、昭和な文学でもKindleへダウンロードして持っていけば、実体験を通じて知識の泉へ浸かるというこれまた贅沢な時間となることでしょう。
そもそも、クルマが多く集まるような”ザ・観光地”には大した楽しみはなく、そもそも飽きていた方も多いわけで、今過疎っているのはそういう場所です。”そこまで行く意味のない旅”をしなくなっているだけです。むしろ、積極的に旅を楽しむ人々は今も行っているでしょう。私の周りではそうです。むしろこういう状況下で”1人遊び”を如何にして楽しめるかというのは、その人の好奇心と活性を推し量るのにはいい機会なのかも知れません。
さて、2週間後の週末である9/4−5日には三宅島Eバイクツアーが実施となります。参加者は5名、ゲストが1名、総勢7名と小隊レベルです笑。全員がEバイクに乗り、竹芝桟橋から出港、翌早朝には三宅島へ到着します。日本で13山しかないランクAの活火山島ならではの景色と、外洋に浮かんだ島の空気、また波の荒さなどを体感すれば、普段の生活でのストレスなど、一瞬で全て吹き飛んで忘れてしまえるでしょう。
Eバイクを買うなら、そういう体験のためにも活用するほうが飽きませんし、数十万円のコストを割く意味があるというものです。
ここ最近はEバイクの購入を希望される方からの相談も増えているのですが、大抵は”ペダルバイクで走ろうと思っていたルートをEバイクで走って、ちょっとラクをしてやろう”というところの想像で止まってしまうので、車両のポテンシャルを低く済ます見積もりをする場合が多くなります。
Eバイク選びは車選びに似ています。ペダルバイクの場合、どれを買っても乗る人の体力次第で行動範囲が決まりますが、Eバイクでは異なります。
「普段の足程度なので軽でもいいだろう」というきっかけで車を買ってしまうと、レジャーで使う際にはポテンシャルの低さにガッカリするでしょう。それと似ています。
もし、サイクリングとして、あるいはレジャーやアクティビティ感覚での購入を検討される場合には、必ずお店に相談しましょう。残念ながら、どんなにロードレーサーに詳しくても、Eバイクでの遊び方は知らないでしょうし、そもそも興味があるかどうかわかりません。できれば、Eバイクで実際に遊んで、色々な機種の特徴を把握している人に相談するほうが良いと思います。