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秋冬はEバイクの季節
先週あたりから、そろそろ秋の香りがしてきましたね。ひと雨毎に秋が近づいてきそうです。
秋冬はEバイクの季節です。Eバイクに乗っていると汗をかかないですし、自家発熱もしないので、冷えないし熱くない。環境面について言えば、山に人はいないので走りやすく、自由に走れてとても楽しめます。荷物が詰めると、さらに素晴らしい旅ができそうです。
秋冬にはサッと羽織れるジャケットがあると、登坂後にも寒くありませんし、荷物の収納スペースは必要です。もし雨が来た場合、濡れるとアウトなのでレインジャケットも可能性次第では欲しいところ。
Eバイクの場合には、バックパックを背負ってもそんなに踏まないのでつらさはあまりないですが、バイクへ積載できたらなおよしではあります。E-MTBであれば、姿勢もアップライトなので腰痛の心配はありません。今後はロードもレーサーからエンデュランスへ移行し、タイヤ幅は32-35Cになり、姿勢も多少アップライトになるでしょうけれど、それでも背負うのはきついと思います。
出発時には暖かい格好、段々と発熱状況に合わせて変化させ、停止時・休憩時には寒さとの戦い…とはならず、Eバイクでは自家発熱もかなり少ないので、そもそも暖かい格好のまま走り、止まり、また走る事ができます。中綿入りのジャケットを着たまま走っても、暑くはなりません。
つまり、寒さを我慢し、鼻水を垂らしながら走るのが冬場の自転車の通例だったわけですが、Eバイクでは非常に快適に過ごすことができます。冬場でも”乗らない理由”を見つける機会が少なくなり、自転車で楽しく走ることができます。
ペダルバイクで走るコースをEバイクで走ると想定してもダルいだけ
何度も書いている内容なのですが、いま一度書いておきます。
ペダルバイクで走るコースをEバイクで走ると想定してもダルいだけです。例えば、荒川などの河川敷やサイクリングロードです。ここでは余程力のない人でない限り、容易に24km/hを越えてしまいます。加速時にはドライブユニットの恩恵を感じるでしょうが、トップスピードは空気抵抗と転がり抵抗にも左右されるため、タイヤを細くし、車重を軽くし、姿勢を低く…結局ロードバイクに乗ればいいのでは?となります笑。確かに、風が強いときには24km/h以下になってしまうならば、アシストを使ったほうがラクではあるのですが、景色のない平坦な道路ではスピードを出す以外にあまり興奮材料がないため、全体としてはダルい印象になるでしょう。
Eバイクを活用する場合には、20km/h前後で走れるコースを作るほうがよいです。むしろ、登坂がどれだけあっても速度が10km/h以下にまず落ちないので、どんなコースでもOKです。普段走るコースは体力次第で想像する限界があるわけで、そこを解放するのがコツです。
「都内スタートでそんなコースないでしょ」はい、たしかに。都内でEバイクを活用する方法は、むしろ都市の中心部へ向かっていく場合です。つまり、ロードバイクで走って楽しい道やパターンと真逆のことをすれば良いのです笑。ロードバイクで街乗りしてもダルいだけで面白くないですよね。クルマで言えば、ロードバイクはスポーツカー。Ferrari買って靖国通りや内堀通りを走っても、見せびらかす以外なにも面白いことはありません。ゆえ、ロードバイクでは郊外にお住まいの方ほど活用することができ、楽しみは多くなるのは必然だと言えます。
ですから、Eバイクで単純に平坦で距離を稼ぐという想像もあまりイケてないですね。同じ100キロでも山を4つ越えていくとかそういうのがイケてます。楽しいです。ペースも落ちませんし、体力も尽きませんのでタイムスケジュールが破綻しません。ほぼほぼ、距離を10-15で割った時間数で完走できますから、どこでも旅ができます。
あ、走りたく、旅をしたくなってきましたね笑
さて、どこ行きましょうか?笑
タイヤ幅の選び方
ペダルバイクでは早く走るために、ラクをするために、タイヤを細く、車重を軽くするほうが良いとイメージされるでしょう。しかし、Eバイクではタイヤが細くなってしまうと走破性が下がりますので、デメリットも大きくなります。太い分にはドライブユニットが発揮するアシストにより、まるで気にならないでしょう。上にも書きましたが、速度が24km/hを超えない速度域が楽しいのがEバイクです。この速度を越えるとアシストが切れるため、タイヤの転がり抵抗と車重による抵抗により、ペダルが重たくなります。
もし、24km/hを越えて走ることが多くなる利用方法ならば、タイヤの太さは太すぎないほうが良いでしょう。しかし、24km/h以内に収まる、例えば平均で20km/hを切る場合ならば、太いほうが良いでしょう。タイヤはある程度太い方が、低速時に安定性が向上し、滑りやすい道路環境下でも安心して走ることができ、乗り心地も大幅に改善し、パンクリスクも低下するなど安心・安全に走ることができるようになります。
まとめ
”ペダルバイク+ドライブユニット”という発想から選択すると、誤った選択をしてしまうかも知れません。
じゃあどんなバイクをえらべばよいのか、それはお店で相談してください笑
そのための当店ですし、そのための記事です笑
ご来店をお待ちしております。